スポッターズ的ひこうき写真館 艦船
海上自衛隊 掃海母艦 うらが型
掃海母艦「はやせ」、機雷敷設艦「そうや」の代替えとして建造されたが、掃海母艦としての母艦機能と機雷敷設能力の向上により船体は2倍を超える大型艦となり、マストはステルス性を考慮した形状となっている。
掃海艇への補給、掃海艇乗員の休養、機雷の敷設などの任務に当たり、大規模災害時などへの対応能力も持っている。 具体的には、糧食、燃料、真水、機関部品の補給、給電、掃海用電纜、掃海具、電子機材の整備などがあげられる。 補給方式は水上戦闘艦艇が実施するハイライン方式ではなく、碇泊中に接舷して行われる。 艦内には減圧室が設置され、水中処分などの潜水作業で深海作業が続いた乗員は、必要に応じて数日間を過ごし、潜水病の防止治療を受ける。 掃海ヘリコプターMH-53Eの運用支援能力も保持している。 艦尾の5つのハッチは、中央が掃海ヘリコプター用掃海具格納庫、その両側左右の各2段が機雷敷設装置の扉となっている。 掃海ヘリコプター用の掃海具は艦尾中央に格納され、艦尾のハッチから洋上へ送出、揚収される。 機雷敷設装置は、艦尾両舷に各2層設けられている。 艦名は、海峡の名称より東京湾「浦賀水道」、九州-四国の「豊後水道」に因んで命名されている。 MSTとはMine Sweeper Tenderの意味
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