スポッターズ的ひこうき写真館 艦船
海上自衛隊 掃海艇 はつしま型
「たかみ」型の後継として建造され、1989年までに23隻が竣工した。 以前の掃海艇は煙突を持たず、舷側から排煙していたが、海洋汚染防止の観点から、はつしま型からはFRP(強化プラスチック)製の煙突を装備することになった。 各種掃海具のほか、S-4機雷処分具を搭載している。S-4機雷処分具は、有線誘導で処分対象機雷の直上へ潜航して爆雷を投下する。 掃海艇の耐用年限は、船体が木製のため約16年とされており、はつしま型は順次退役している。 退役後は、そのまま廃船となる場合もあるが、支援船となり水中処分隊の支援母船となって地方隊で活躍する艇や、掃海管制艇となり第一線で任務に就く艇もある。 「ゆりしま」「ひこしま」「あわしま」「さくしま」は、湾岸戦争後のペルシャ湾の掃海に派遣された。
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