スポッターズ的ひこうき写真館 艦船
海上自衛隊 汎用護衛艦 たかつき型
たかつき型 たかつき型は2003年11月6日を以て全艦が退役した。 ネームシップの「たかつき」は、35年間もの長期にわたり活躍した異例の長寿艦となった。 バウソナー、ボフフォース対潜ロケットランチャー、短魚雷、アスロック(ASROC)、ダッシュ(DASH;Drone Anti Submarine Helicopter)など、第2次防衛力整備計画当時の最先端対潜兵器をすべて搭載する大型の護衛艦として3,000t型の護衛艦として4隻建造された。 対潜兵装を充実させ、対空能力も強化した汎用護衛艦でDDAに分類される。 船型は遮浪甲板で、自衛艦として初めてマック構造(マストと煙突が一体化している構造)を採用するなど、さまざまな新機軸を盛り込んでいた。 備砲の5インチ単装速射砲は、以後、海上自衛隊護衛艦の標準砲となった。 艦齢延長のためFRAM(近代化改修工事)が「たかつき」と「きくづき」に実施され、CICの拡張、水上打撃能力、ミサイル防衛力などが強化された。 DASHは短魚雷2本を抱えてソナーなどの索敵データに基づき目標上空で魚雷を投下する二重反転式の無人ヘリコプターで、アスロックと比較して約12倍の距離まで攻撃可能な兵器であった。 DDAとはAll Purpose Destroyerの略で、元来は多用途駆逐艦の意味
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