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海上自衛隊 T-5 墜落

２００１年９月１４日午前１１時５０分ごろ、海上自衛隊小月教空群２０１教育航空隊所属のT-5練習機（６３３１号機）が山口県下関市関門海峡の関門大橋上空で消息を絶った。

海上自衛隊のUH-60Jと掃海艇、航空自衛隊の芦屋救難隊のMU-2、V-107が捜索した結果、翌１５日午前７時３７分、関門大橋の北約５kmの霊鷲山（りょうじゅせん）で墜落した機体が発見された。

搭乗していた３名のうち、教官の盛佳之１尉（３４）と学生の小椋佳士３曹（２０）は死亡、学生の副島大輔３曹（２１）は重傷を負ったが命に別状はなかった。

同機は１４日午前９時１５分に小月基地を離陸し計器飛行訓練をしていたが、天候が悪化したため帰投する途中であった。

事故当時の気象状況は視程３〜４�q、シーリング１,５００ftであった。

海上自衛隊では１４日、事故調査委員会を設け保有するT-5全機の飛行を停止、原因調査を開始した。

また、小月基地では当面訓練を中止し、教官訓練や飛行ルートの見直しなどの検討を行った。

事故機と同型機（事故機は6331）


2001.05.13　　厚木基地にて撮影