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海上自衛隊 U-36A墜落

2003年5月21日午前11時25分ごろ、海上自衛隊岩国航空基地で離着陸訓練中のU-36が横転炎上し、乗員4人全員が死亡した。

搭乗していたのは
長谷川正憲 2等海尉 27歳(機長)
三浦勝一  3等海尉 25歳(副操縦士)
川辺元   海曹長  52歳
本田卓人  3等海曹 20歳

事故を起こしたのは岩国基地第31航空群第91航空隊所属の9202号機

事故は離着陸訓練を開始した直後に起きた。
同機は午前9時に基地を離陸、10時45分ごろまで日本海上空で操縦訓練などを行っていた。
その後基地に戻り離着陸訓練を行うため、いったん滑走路に着地し再離陸しようとした際に横転して炎上した。

海上自衛隊では、航空事故調査委員会を設置し原因の究明に乗り出したが、基地周辺は当時風はなく飛行前の点検では機体の異状は見つかっていない。

同機の28秒前にタッチアンドゴー訓練を行っていたUS-1Aの後方乱気流が滑走路に滞留していたことが事故原因であると海上自衛隊は認定した。

事故機の同型機(事故機は9202)


2000.05.14  厚木基地にて撮影


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