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陸上自衛隊 75式130mm自走多連装ロケット弾発射機

75式130mm自走多連装ロケット弾発射機は自走式のロケット弾発射機で、自走榴弾砲と同じく特科部隊に配備され、戦車よりも遠距離から敵の歩兵部隊や砲兵部隊を攻撃することを主な任務としている。

Multiple Surface to Surface Rocket(多連装地対地ロケット)を略してMSSRと呼ばれたりする。
車体の後部に大きな箱型のロケット弾発射機が搭載されていて、上から7発、8発、7発、8発のロケット弾を4段重ねに計30発装填し、連続発射することができる。

短時間ながら、自走榴弾砲の数倍の威カを発輝できるのが特徴である。車体は73式装甲車の試作車(SUII)をベースにしている。生産数は66輌で配備部隊もごく限られている。

発射されるロケット弾は直径132mm、重量43kgで1発の威力は105mm榴弾砲に匹敵する。


主な配備部隊

主要緒元
第2特科連隊(旭川駐屯地)

第5特科連隊(帯広駐屯地)

第11特科連隊(真駒内駐屯地)

第128特科大隊(湯布院駐屯地)
全備重量 16.5t
全長 5.78t
全幅 2.80m
全高 2.67m
最高速度 50km/h
乗員 3名
最大射程 14,500m
製造 車体;小松製作所
発射装置・ロケット弾;日産自動車
武装 130mmロケット弾30連装発射機×1
12.7mm重機関銃×1


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