スポッターズ的ひこうき写真館 軍用車輌
陸上自衛隊 90式戦車 90式戦車は74式戦車の後継機として開発された第三世代戦車である。
2009年度で調達が終了され、生産数は341輌。 1輌で約9億円という高価格も影響して、90式戦車を配備している部隊は北海道と関東の一部に限られている。 74式戦車と同じく、油気圧式(ハイドローリック)サスペンションを採用しており、車体を上下させたり前後に傾けたりできる。 高い命中率を誇る射撃続制装置(FCS)、セラミックやチタンを組み合わせているといわれる強靭な複合装甲、ドイツで開発された強力な120mm滑腔砲を備えた陸上自衛隊最強で世界最高水準の戦車でもある。 また、高精度の射撃統制装置と組み合わせて高い初弾命中率と行進射撃能力を誇る。 垂直面の多い角張った砲塔が特徴的で、陸上自衛隊の戦車の中で一番大きな車体でもある。 転輪も先代の74式戦車よリひとつ多い6コとなっている。逆に、乗員はこれまでより1人減って、3人乗りとなった。 これは、今まで装填手が人力で砲に弾を込めていたのを機械(自動装填装置)で自動的に行うようになったためである。 トップへ 戻る
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