陸上自衛隊 88式地対艦誘導弾 SSM-1 シーバスター
6連装の対艦ミサイル発射機を74式大型トラックに搭載した88式対艦誘導弾(SSM-1)である。 実際の運用には、これ以外にデータ送受信装置や次発装填用のキャリアなど数種の支援車両を必要とする。 搭載されているミサイルは元々航空自衛隊が装備していた80式空対艦誘導弾(ASM-1)を陸上発射型に設計を改めたものであり、優秀な誘導装置を備えているのが特徴となっている。 発射は海岸から遠く離れた山間などで行うのが基本である。 発射されたミサイル本体は慣性航法装置に従って谷を縫うようにして飛行、海上に出た後は海面スレスレを超低空で飛行し、内蔵のアクティブレーダーが敵艦を捉えた後は誘導装置を切り換え敵艦に突入する。
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