スポッターズ的ひこうき写真館 軍用車輌
陸上自衛隊 74式戦車
74式戦車は1990年までに873輌が生産され、現在でも数の上では陸上自衛隊の主力戦車である。 外観の特徴は90式戦車とは対照的に、なめらかな曲線を持った砲塔と5個の大きな転輪で、同時代に造られた世界の戦車の中では一番スマートなフォルムとなっている。 105mm戦車砲、レーザー測遠機、軌道計算機、砲安定装置を組み合わせて走行間射撃が可能となっている。 油気圧式(ハイドローリック)サスペンションによリ、車体を前後・左右に傾けることができ、これにより主砲の実質的な俯抑角を増大することができ砲塔の高さを低く抑えることができている。 姿勢制御装置のデモンストレーションは一般公開日に行うことが多い。 74式戦車は全国の戦車部隊で見ることができ、各部隊のさまざまなマーキングが施されている。 この辺りも見どころのひとつだが、中隊レベルのマーキングはアッサリ変更になることがあるので要注意。 退役する車輌が出はじめているので、銘板の製造番号が若い車輌の写真は欠かさずに撮ろう!
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