陸上自衛隊 70式自走浮橋
任務は大きな川などで橋が無い場合、もしくは橋が破壊されてしまった場合などに車両を渡すための橋の役割を果たすこと。 流水河川などに架設して戦車を含む車輌などを迅速に渡河させるために使用する。 水陸両用構造の車体の両脇には可動式のフロートが装着されており、作業時はこのフロートを降ろす。 あとは水の中に入り、複数の同じ車両をサイドバイサイドで連結、その上に金属の渡し板を敷いて橋とする。 ちなみにフロートを下げた状態での全幅は5.4m 運用は1台でもできるし、数両を連結することもでき、連結すると最長で長さ91mまでの橋を造ることができる。 陸上自衛隊の装備する車両であれば90式戦車と90式戦車回収車以外の全車が渡河でき、74式戦車でも問題無く渡すことができる。 また、2〜3両を連結して門橋(フェリー)としても使用可能である。 |