スポッターズ的ひこうき写真館                                              軍用車輌


陸上自衛隊 67式30型ロケット発射機

67式30型ロケット弾発射機は、日本で戦後初めて実用化されたロケット弾発射機でロケット榴弾を発射する。

ロケット弾は発射時の反動が小さいため、榴弾砲のような反動を抑える大掛かりな装置が必要ないため、ボンネット・トラックの荷台に2連装のロケット弾発射機が搭載された簡単な構造になっている。

それでも荷台の両側と後部にはアウトリガーがあり、発射時にはこれを下ろして車体を安定させるようになっている。

登場した当時は、陸自でもっとも遠くの敵を射撃できる兵器だった。その後、通常の榴弾砲の射程距離が伸びるにしたがって、ロケット弾の命中精度の低さが問題となった。


主な保存場所

主要諸元
名寄駐屯地

美唄駐屯地

富士駐屯地
乗員 2名
重量 11.3t
全長 8.24m
全幅 2.44m
全高 3.35m
速度 78km/h
兵装 337mmロケット弾2連装発射機
(最大射程;28,000m)
使用年 1968年〜1992年


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