スポッターズ的ひこうき写真館                                               軍用機


航空自衛隊 F-86D 全天候戦闘機 セイバードッグ(月光)

運用期間は1958年1月〜1968年10月

機首にレーダーを付けた全天候型の要撃戦闘機である。機銃は搭載しておらず、武装は胴体下に装備する2.75インチロケット弾×24のみとなっている。

1958年秋にアメリカから供与されたが、電子機器(自動射撃装置、敵味方識別装置)が複雑で故障が多く稼働率は悪かった。

機首上側にレーダーアンテナを収めた大型のレドームが犬の鼻のように見えることから「セイバードッグ」と呼ばれていた。

北は北海道(千歳)、南は愛知県(小牧)に122機が配備され本土防空の一翼を担っていたが、1968年に新機種(F-104J)の配備に伴い全機退役した。

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入間
84-8103


松島
84-8134

熊谷
84-8128
百里
04-8197

土浦
94-8153
小松
14-8217
小牧
84-8111

岐阜
04-8209
静浜
04-8183
築城
84-8115

芦屋
84-8106
美保
04-8202
防府北
04-8203

防府南
84-8127
新田原
04-8187
千歳
04-8199

山梨
04-8205
南千住
84-8117
善通寺
04-8191


84-8102

94-8146


04-8164
博物館
04-8176

84-8104





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インチキ機番付き

84-8100
F-86Dのノーズナンバーは101〜222
従って、84-8100というシリアル番号は存在しなかったが、何故だかインチキ機番が付いている。本当の機番は84-8196


主要緒元
全長 12.28m
全幅 11.31m
全高 4.57m
自重 5,400kg
全備重量 9,300kg
乗員 1名
最大速度 1,180km/h
航続距離 1,280km
実用上昇率 17,600m/min
武装 70mmロケット弾×24
初飛行 1949.12.


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JASDF Japan Air Self Defense Force North American F-86D Sabre Dog