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青函連絡船 羊蹄丸
「羊蹄丸」は昭和40年(1965年)に青森と函館間の津軽海峡(113km)を結ぶ鉄道連絡船として建造され、船名も北海道の羊蹄山(蝦夷富士)に因んで名付けられた。
昭和63年(1988年)3月、青函トンネルの開通に伴って引退するまでの22年7ヶ月間に、総航海距離400万キロメートル、延べ旅客数1,178万人を運び、本州と北海道をつなぐ大動脈として活躍した。 羊蹄丸に取り付けられていたスクリュープロペラは、4枚のブレード(翼)の角度を変える事ができる可変ピッチプロペラで、回転数や回転方向を一定のまま、船のスピードや前後進のコントロールができるようになっていた。 羊蹄丸にはこの可変ピッチプロペラが、船尾に左右2個ついていた。 羊蹄丸は2012年までの15年間に渡り、船の科学館前に係留されていたが撤去されてしまい、現在では可変ピッチプロペラのみが残されている。
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