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河口湖 自動車博物館



零式艦上戦闘機52型  豹187
2009.08.29  河口湖 自動車博物館

北緯35度27分11秒 東経138度44分29秒

総計1万機以上が生産されたゼロ戦の中で、後期を代表する型式であり最多生産モデルが52型である。

それだけに現存する機数も最も多く、小改修を施した派生型まで含めると、現存機の半数近くを占めている。

展示されている機体は、栄31型甲発動機を搭載した珍しい機体である。

本来、馬力向上のため水メタノール噴射装置を装備する栄31型は、ゼロ戦63型に搭載する予定となっていた。

ところが期待したほど馬力は向上せず、また戦況が逼迫してきたことから、ひとまずは水メタノール噴射装置非装備で完成した栄31型を「甲」と称して52型に搭載し、戦線に送り出した。


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