シコルスキー社が開発したS-61多用途ヘリコプターである。 三菱重工でライセンス生産が行われた。 S-61を基に南極観測支援用機材としてHSS-2を開発したが、元々の機体はS-61Aとして1965年より配備を始め、5機を装備した。 HSS-2との違いは対潜機材を外して、機体下部にカーゴフックを取り付け、機首下部にスリング監視用の大型ミラーを取り付けた。 2000年以降HSS-2×2機をS-61Aに改修して増機した。 近年、どちらの機体も退役時期を迎え、2008年10月15日に全機が引退した。 なお、HSS-2Bもすべて退役している。 S-61Aの後継機は、アグスタEH-101(CH-101)になる。 |
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主要諸元 |
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エンジン | GE T58-10M1×2 |
メインローター直径 | 18.9m |
全高 | 5.0m |
胴体全長 | 17.4m |
全幅 | 4.98m |
機体重量 | 5,391kg |
最大速度 | 266km/h |
航続距離 | 885km |
乗員 | 4名 |
収員 | 12名 |
製造 | シコルスキーエアクラフト/三菱重工業 |