現在、陸上自衛隊の主力になっているUH-1H多用途ヘリコプターの後継機で1998年から配備が始まった。 UH-1Hの後継機としてUH-1Jがすでに配備されているが、両機体に応じた運用体系を作成している。 陸上自衛隊のUH-60JAはUH-60Aの発展型であるアメリカ陸軍UH-60L多用途ヘリコプターを母体としている。 第一線用航空機としての要求は厳しい性能を求められたが、ライセンス生産を行っている同機なら、開発コストが抑えられるために採用された。 陸上自衛隊の機体は主要部位に20mm級の弾に対する耐弾性を持たせ、装備は機銃や対地ロケットの搭載が可能となっている。 |
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主要諸元 |
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エンジン | GET700-401×2 |
メインローター直径 | 16.4m |
全高 | 3.62m |
胴体全長 | 15.2m |
全幅 | 3.26m |
機体重量 | 4,819kg |
最大速度 | 296km/h |
航続距離 | 1,092km |
乗員 | 4名 |
収員 | 11名 |
製造 | シコルスキーエアクラフト/三菱重工業 |