アメリカ陸軍の全天候輸送用ヘリコプターの要求に応じて、日本では川崎重工がライセンスを取得し生産している。 人員は55名、または貨物などを9,000kg搭載して、約200kmの行動半径を持つ。 本機は胴体下部に3ヵ所のカーゴフックを配置し、同時に3個の荷物を吊り下げることができる。 陸上自衛隊では、J型を32機保有し、全国の基地に配備。 1995年からは、CH-47Jの改良型であるCH-47JAを配備している。 JA型は長距離洋上飛行ができるようにスポンソンを大型化し燃料タンクを増加したほか、機首に気象レーダー、航法支援装置としてGPS(衛星航法装置)、暗視装置などを追加装備している。 |
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主要諸元 |
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エンジン | アライドシグナルT55-L712×2 |
メインローター直径 | 18.3m |
全高 | 5.8m |
胴体全長 | 15.8m |
機体重量 | 12,210kg |
最大速度 | 285km/h |
巡航速度 | 260km/h |
航続距離 | 1,140km |
乗員 | 3名 |
収員 | 55名 |
製造 | ボーイングヘリコプター/川崎重工業 |