エンジンを3基搭載している大型ヘリコプターである。 イタリアのアグスタ社とイギリスのウェストランド社が1980年代初めから10年以上かけて共同開発した機体。 長距離洋上飛行を昼夜問わず飛行できるように設計し、全天候性能を有する事を目標とした。 メインローターは複合材製5枚ブレードを採用。 メインローター形状は、根元から先端まで微妙に変化をもたせ先端部の高速回転に対応している。 コクピットはアナログ計器からCRT6面のグラスコクピット。 操縦システムは、光ファイバー式のフライバイワイヤーを採用している。 キャビンは30名の乗客を乗せることができ、貨物時は約6トンの貨物を搭載できる。 登録数は1機(2008年8月末現在)で警視庁が運用している。 |
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主要諸元 |
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エンジン | GE CT-6A×3 |
メインローター直径 | 18.59m |
全高 | 6.63m |
胴体全長 | 19.5m |
全幅 | 4.6m |
メインローター面積 | 271.2m2 |
機体重量 | 9,100kg |
最大重量 | 14,600kg |
搭載量 | 5,500kg |
最大速度 | 279km/h |
ホバリング限界高度 | 2,987m |
地面効果なし | 1,676m |
上昇限度 | 4,572m |
航続距離 | 1,140km |
乗員 | 3名 |
乗客 | 30名 |
製造 | アグスタ |
初飛行 | 1987年10月9日 |
AGUSTA EH101 |