アグスタ社とベル社が共同開発したヘリコプターである。 主にアグスタ社が中心となり開発したが、ベル社は撤退し、ウエストランド社が加わった。 当初はAB139であった名称がAW139に変更されている。 キャビン内部は広く、居住スペースが充分に確保されている。 左右には大型のスライディングドアを採用し、乗り降りしやすくなっている。 エンジンは、PWC PT6を2機搭載し、片發停止の場合でも緊急出力を30秒間で1870shp確保している。 メインローターは複合材質で5枚ブレードを採用し、安定した飛行を実現している。 日本では警視庁がAB139を採用運航している。 その後、海上保安庁でも採用され現在、3機のAW139が日本の海を監視している。 警視庁では1機のAW139を追加発注している。 登録数は4機(2008年8月末現在) |
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主要諸元 |
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エンジン | PWC PT6C-67C×2 |
メインローター直径 | 13.8m |
全高 | 4.95m |
胴体全長 | 16.65m |
全幅 | 3.2m |
機体重量 | 3,499kg |
最大重量 | 5,996kg |
搭載量 | 2,500kg |
最大速度 | 310km/h |
ホバリング限界高度 | 3,600m |
航続距離 | 740km |
乗員 | 2名 |
乗客 | 17名 |
製造 | アグスタ |
初飛行 | 2001年2月3日 |
AGUSTA WESTLAND AW139 |