スポッターズ的ひこうき写真館                                            ヘリコプター


ヘリコプターの部屋 ユーロコプターBo105

旧MBB社が開発・生産したツインタービンヘリコプターである。

メインローターブレードはグラスファイバー製の4枚で、リジット型のチタニウム製ハブを採用した。

リジット・ローター・システムにより操綻性や運動性は優れたものになった。

胴体後部には、観音開きのドアを取り付け、荷物や担架の収容がスムースに行える。

初期型は1970年、Bo105Aで型式証明を取得した。

量産型は、エンジンにアリソン250-C20を搭載したBo105Cに始まり、Bo105CBはアリソン250-C20B、キャビン長を24.5cm延長したBo105CBS、エンジンをC28Cに変更しトランスミッションを装備、高湿高地性能と吊り下げ能力を高めたBo105LSがある。

民間型の他にも軍用型が生産されている。

また、インドネシアやフィリピン、スペインでも現地生産がされた。

登録数は5機(2008年8月末現在)


主要諸元
エンジン アリソン250-C28C×2
メインローター直径 9.84m
テイルローター直径 1.90m
全高 3.00m
胴体全長 8.81m
全幅 1.60m
メインローター面積 76.0m
機体重量 1,372kg
最大重量 2,600kg
搭載量 1,228kg
最大速度 239km/h
ホバリング限界高度 3,505m
地面効果なし 2,551m
上昇限度 6,096m
航続距離 515km
乗員 2名
乗客 5名
製造 ユーロコプター
初飛行 1967年2月16日


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EUROCOPTER Bo105