ヘリコプターの部屋 ベル・ヘリコプター・カナダ212
| プラット&ホイットニー・カナダが開発したPT6Tツインパックを装備した双発ヘリコプターで、カナダ国防軍の要講で開発された機体である。 機体構造はベル205Aがベースで、ローターは205よりも翼弦を広く取り、先端部を薄くして高速回転時の特性を改善した。 エンジンを双発化することにより安全性や信頼性が向上しアメリカ空軍、アメリか海軍、海兵隊でも採用された。 民間では人員輸送用として受注したほか、オイルリグ支援飛行機材としても採用されている。 日本では朝日航洋や中日本航空が採用していたが、現在では２社ともすべて売却している。 しかし、海上保安庁には現在でも数多くの212が各陸上基地や各船に搭載されて海上警備の一翼を担っている。 近年べル412EPが増えているが、212型の変動はない。 登録数は２３機（２００８年８月末現在） |
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主要諸元 |
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| エンジン | P&W カナダPT6T-3×２ |
| メインローター直径 | １４.６３ｍ |
| テイルローター直径 | ２.６０ｍ |
| 全高 | ３.９９ｍ |
| 胴体全長 | １３.０９ｍ |
| 全幅 | ２.６４ｍ |
| メインローター面積 | １６８.６ｍ２ |
| 機体重量 | ２,６４１kg |
| 最大重量 | ５,０８０kg |
| 搭載量 | １,８９５kg |
| 最大速度 | ２３０km/h |
| ホバリング限界高度 | ４,６３３ｍ |
| 地面効果なし | ２,９２６ｍ |
| 上昇限度 | ６,０９６ｍ |
| 航続距離 | ４６０km |
| 乗員 | ２名 |
| 乗客 | １３名 |
| 製造 | ベルヘリコプター・テキストロン |
| 初飛行 | １９６８年 |
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| BELL HELICOPTER CANADA 212 |