旧MBB社がBo105をベースにBo108の名称で開発したツインタービンヘリコプターである。 量産を決めた後、1991年にアエロスパシアル社との合併によって名称をEC135と改めた。 メインローターは、新しい翼端と平面型で複合材を使用しベアリングレスの簡素な構造にしており、胴体後部にはBK117と同じ観音扉を採用、長物や担架が楽に収納できるようになっている。 エンジンは2種類用意されておりターボメカ・アリウス搭載型をT型、PWC・PW206搭載型をP型と呼んでいる。 T1型はアリウス2B1(583shp)、T2型はアリウス2B2(606shp)、P1型はPW206B(605shp)、P2型はPW206B2(621shp)となっている。 優れた性能と高い運用性を持ち、世界のベストセラーになっている。 日本でも、T1、T2、P1、P2が報道取材機やドクターへリ、警察用として運用されており、急速に機数を増やしている。 登録数は39機(2008年8月末現在) |
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主要諸元 |
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エンジン | PW206B×2 |
メインローター直径 | 10.19m |
フェネストロン直径 | 0.99m |
全高 | 3.75m |
胴体全長 | 10.16m |
全幅 | 1.56m |
メインローター面積 | 81.6m2 |
機体重量 | 1,300kg |
最大重量 | 2,500kg |
搭載量 | 1,210kg |
最大速度 | 268km/h |
ホバリング限界高度 | 4,750m |
地面効果なし | 4,100m |
上昇限度 | 6,096m |
航続距離 | 700km |
乗員 | 2名 |
乗客 | 6名 |
製造 | ユーロコプター |
初飛行 | 1994年2月15日 |
EUROCOPTER EC135 |