ヘリコプターの部屋 エンストムＦ-28/280
| レシプロの汎用ヘリコプターで細長いローターマストに全関節式金属製の３枚ブレードとなっている。 エンジンとトランスミッションをVベルトで結ぶ特徴のあるヘリコプターである。 初期型として、ライカミングHIO-360を搭載したF-28Aを開発した。 その後、ターボチャージャーを変更したF-28C、エンジン出力を上げたF-28Fへと発展した。 280シリーズは、F-28の外形を空力的に見直されたものである。 基本設計変更することなく機体を流線型にすることにより同じエンジンを搭載しても速度性能が向上している。 280シリーズはF-28Aのグレードアップ型でF-28Bを改称したもので、280CはF-28Cと同じターボチャージャーを装備し、尾部を改修している。 280FはF-28Fのパワーアップ型で、280FXは280Fの水平安定板やエアインテイクの形状を変更し、機内装備を充実させたものになった。 登録数は３機（２００８年８月末現在） |
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主要諸元 |
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| エンジン | アライドシグナルHIO-360-FIAD×１ |
| メインローター直径 | ９.７５ｍ |
| テイルローター直径 | １.４ｍ |
| 全高 | ２.７４ｍ |
| 胴体全長 | ８.５６ｍ |
| 全幅 | ２.２４ｍ |
| メインローター面積 | ７４.６７ｍ２ |
| 機体重量 | ７０３kg |
| 最大重量 | １,１８０kg |
| 搭載量 | ３６３kg |
| 最大速度 | １８８km/h |
| ホバリング限界高度 | ４,１４５ｍ |
| 地面効果なし | ２,３４７ｍ |
| 上昇限度 | ３,６５８ｍ |
| 航続距離 | ４２３km |
| 乗員 | １名 |
| 乗客 | ２名 |
| 製造 | エンストロムヘリコプター |
| 初飛行 | １９８３年１２月 |
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| ENSTROM F28/280 |