スポッターズ的ひこうき写真館                                              軍用車輌


旧日本陸軍 八九式中戦車

土浦駐屯地 2003年


2008年
2023年

八九式中戦車は1929年(昭和4年)に制式化された。

中国戦線では歩兵相手に活躍し、ノモンハン事件ではソ連軍戦車に完敗したものの、対米戦ではフィリピン攻略戦などに奮戦した。

ボルトやリベットが目立つ車輌となっていて、車体前面に乗員用の出入り口があるのが特徴的である。

神武天皇即位の年を元年とする皇紀では、1929年(昭和4年)が皇紀2589年にあたるため八九式と呼ばれている。

甲型(ガソリンエンジン)、乙型(ディーゼルエンジン)あわせて約400両が生産された。


主要諸元(甲型)
全備重量 11.7t
全長 5.75m
全幅 2.18m
全高 2.56m
最高速度 25km/h
乗員 4名
武装 90式57mm戦車砲×1
91式6.5mm軽機関銃×2
メーカー 大阪砲兵工廠
三菱重工


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IJA Imperial Japanese Army