スポッターズ的ひこうき写真館 軍用車輌
旧日本陸軍 八九式中戦車 八九式中戦車は1929年(昭和4年)に制式化された。 中国戦線では歩兵相手に活躍し、ノモンハン事件ではソ連軍戦車に完敗したものの、対米戦ではフィリピン攻略戦などに奮戦した。 ボルトやリベットが目立つ車輌となっていて、車体前面に乗員用の出入り口があるのが特徴的である。 神武天皇即位の年を元年とする皇紀では、1929年(昭和4年)が皇紀2589年にあたるため八九式と呼ばれている。 甲型(ガソリンエンジン)、乙型(ディーゼルエンジン)あわせて約400両が生産された。 |