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秋田城址

2008年

秋田城址について

秋田城址は奈良時代から平安時代にわたって、東北地方の日本海側(出羽国)に置かれた大規模な地方官庁の遺跡で、古代の政治、軍事、文化の中心地であった。

西暦733年(天平5年)に、秋田村高清水岡に遷された当初は「出羽柵」と呼ばれ、やがて西暦760年ごろ秋田城と呼ばれるようになった。

奈良時代には出羽国の政治をおこなう「国府」が置かれ、大陸の渤海国(中国東北部)など対北方交易の拠点としても重要な役割を果たしていたと考えられています。

「外郭」と「政庁」
秋田城は、土塀に屋根を上げ瓦で葺いた「築地塀」で囲まれていた。
その範囲は、東西南北約550mで総延長2.2kmにもなり、これを「外郭築地塀」と呼んでいる。

外郭築地塀に囲まれたほぼ中央にさらに東西94m、南北77mの横長の一画があり、これを「政庁」と呼んでいる。


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