C-58機関車は1938年に誕生した中形の客貨兼用車で、1947年までの10年間に427両が製造された。 戦後はディーゼル気動車化の進展に伴い、貨物列車の牽引が主体となった。 C-58は地方線区にも適合していたため、SL最後の1975年まで使命を全うした。 新橋駅に展示されている動輪は北海道札幌鉄道管理局苗穂機関区所属の車番425の第2動輪である。