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　エ┃ア┃ポ┃ー┃ト┃出┃撃┃ダ┃イ┃ア┃リ┃ー┃
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　　　　　　　　　　　　　　2012年3月11日（日）　仙台空港（遠征２日目）

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■行程
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0915；仙台空港　　1450；機材撤収

　0410　　　　起床
　0640〜0720　ホテルで朝食バイキング
　0740　　　　ホテルJALシティ仙台401号室から出撃

　0830〜0900　仙台空港ターミナルで土産物色＆トイレ

　0915〜　　　第一臨空公園の跡地
　1025〜1045　トイレ休憩（仙台空港ターミナル）
　1220〜1235　トイレ休憩（仙台空港ターミナル）
　　　〜1235　第一臨空公園の跡地

　1235〜1310　RW09エンドの撮影ポイント散策

　1310　　　　仙台空港駐車場に入庫
　1320〜　　　仙台空港 展望デッキ
　1446　　　　海に向かって黙祷
　　　〜1450　仙台空港 展望デッキ

　1450　　　　機材撤収
　1500　　　　仙台空港駐車場を出庫

　1725〜1735　那須高原SAにて休憩（トイレ）
　1950　　　　帰着


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■コンディション
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天候；曇 一時 晴れ

午前 9時；2.2℃、風速；2.2m/s、風向；南東
正午　　；3.9℃、風速；3.7m/s、風向；南東
午後 3時；4.1℃、風速；5.6m/s、風向；南南東

使用滑走路；0915〜1235　RW27、RW12
　　　　　　1235〜1450　RW09、RW12

　※風向風速および気温は気象庁のアメダス（宮城県 仙台市）を基に構成


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■収穫
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特になし


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■その他の主な飛来機
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北海道国際航空　B737-500　ベア・ドゥ ドリーム号


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■出撃後記
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「そうだ、仙台空港に行こう」と思い立ったのは３週間くらい前だったであろ
うか。

少々出遅れ感はあったのだが、遠征準備に着手。移動の足は自家用車でヨシ。
従い、あとの準備は宿泊先だけである。

これが手間取った。ホテルの空きが全くない。東日本大震災の１周年前日の土
曜日なので、何処のホテルも満室になっていた。

宿泊先が決まらなければ、仙台遠征そのものを諦めざるを得なくなる。

ムキになって探し当てたのが「ホテルJALシティ仙台」
仙台駅から徒歩３分くらいなので、立地条件は最高なのだが値段がお高い。

チョイと大き目のシングルルームのような部屋にダブルベッド。一人で泊まっ
ても開放感のない大きさの部屋に二人押し込められて、ルームチャージ一泊１
８,０００円（朝食×２含む）

こんなに高いビジネスホテルに泊まったのは初めてカモな。

まあ、混んでいるので部屋を確保できただけで幸せだと思うことにする。


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■エアポート雑記帳　；　あれから１年
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あれから１年が経った。

１週間前のことなど覚えていないし、昨日の記憶すら危ういときも多々ある。
でも、この日だけは忘れない。いや。忘れることが出来ない。

東日本大震災の約１年前、「旭化成ホームズ 性能体験見学会」に参加した。

旭化成ホームズといえば「へーベルハウス」を作っている会社であるが、現状
の私はへーベルハウスどころか家を買うことなど考えていない。

この企画に参加した動機は「新幹線の往復券を無料で貰えるから」つまり、タ
ダで新幹線に乗りたいので性能体験見学会の会場である新富士まで行ったので
ある。

へーベルハウスのウリは頑丈さ。この頑丈さだけは折り紙つきとのことである。
そして、この会場で起震車の体験搭乗が実施されていた。興味本位で乗車。関
東大震災と阪神淡路大震災の揺れ方の違いを経験させてもらった。

それでも、「大地震なんて来ないよ」との根拠のない自信に満ち溢れていた。

ところが、この根拠のない自信は打ち砕かれ、起震車の経験が生きることにな
った。

２０１１年３月１１日、大地震発生。関東地方も嫌というほど揺れた。
ヘルメットを被り机にしがみ付いていたが、揺れはナカナカ収まらなかった。

それでも、気持ちの悪いほど冷静な自分がいた。
「この揺れ方は、阪神淡路大震災のタイプではない。関東大震災の揺れ方だ」
と。

「とうとう、関東大震災がきやがった」と思い、揺さぶられている最中にYAHO
Oの地震速報にアクセスしていた。

起震車の経験がなければ、パニックになり揺れている最中にインターネットへ
アクセスすることなど出来なかったであろう。

インターネットからは驚愕の事実が判明。震源地は関東ではなく宮城県沖との
ことであった。

「宮城県沖が震源なのに、東京がこんなに揺れるの？」

ドンだけ巨大な地震が起きたのかは、容易に推測できた。

そして、地震の晩は帰宅困難者の仲間入りをして会社に宿泊。その後、原発事
故に伴う様々な影響を受け今日に至っている。

現地で被災された方々からすれば、些細な被害ではあるが、この１年 自分なり
に頑張った。

地震直後には震災鬱になりかけたが、回復後は東北地方の応援に勤しんでいる。

そして、丸１年後の今日。仙台空港にてその時を迎えることが出来た自分自身
を誇らしくも思っている。

まだまだ、復興の道は険しいですが、一緒に頑張りましょう。


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■出撃経費　；　6,946円
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ガソリン（2,712円）、東北自動車道（2,250円）、駐車場（ホテルJALシティ仙
台；1,300円）、駐車場（仙台空港；300円）、朝食（ホテルでバイキング；宿
泊料金に含まれるので 0円）、昼食（絶食；0円）、土産（キリン一番絞り 元
気東北 仙台工場謹製 特別缶；284円）、入場料（仙台空港 展望デッキ；100円）

　※ガソリン代は、総走行距離398.4km、燃費21.3km/L、ガソリン単価145円/L
　　を基に算出


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　Writer　　　　　　Yochi
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