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　エ┃ア┃ポ┃ー┃ト┃出┃撃┃ダ┃イ┃ア┃リ┃ー┃
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2011年5月6日（金）　成田国際空港

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■行程
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1000；成田空港　　1620；機材撤収

　0630　　　　起床
　0800　　　　出撃
　0805〜0815　ガソリンスタンド（給油とプチ洗車）
　0920〜0940　酒々井PAにて休憩（朝食＆トイレ）
　1000〜1325　にんじん畑
　1345〜1455　B滑走路RW16L 午後順光側 畑沿いの公道
　1505〜1620　旧歩道橋近くの牧草地
　1805　　　　帰着


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■コンディション
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天候；曇 時々 薄日

0930　視程；20km、気温；16℃、風速；8kt（4.1m/s）、風向；040（北東）
1305　視程；20km、気温；16℃、風速；9kt（4.6m/s）、風向；050（北東）
1600　視程；15km、気温；17℃、風速；7kt（3.6m/s）、風向；070（東北東）

使用滑走路；1000〜1320　RW34R/L
　　　　　　1320〜1450　RW16R/L
　　　　　　1450〜1620　RW34R/L


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■収穫
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コンチネンタル航空　B737　　　スターアライアンス
エアカナダ　　　　　B767-300　スターアライアンス
フィンランド航空　　A340　　　新塗装（視認のみで撮影に至らず）


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■その他の主な飛来機
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タイ国際航空　B747-400　スターアライアンス
日本航空　　　B737-800　三代目鶴丸塗装「がんばろう日本」
中国国際航空　B777-200　青のグルグル


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■トピックス；滑走路閉鎖
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午後3時35分からRW34Lがクローズになった。

これは、デルタ航空276便（出発地；台北、機種；不明）がエマージェンシー
を宣言して着陸したことによるものである。

当該機は、着陸後に管制塔からエンジン停止を要請された。

その後、「消防車は必要か？」の問いかけに対しては「必要ないと返答した。」

エンジン停止している故、自走不能となりトーイングカーの救援を受け到着ス
ポットに辿り着いたようである。

RW34Lのクローズは午後3時50分に解除された。


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■出撃後記
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今日は天気も悪いし、メボシイ飛来機情報もない。
でも、家に居ても暇なので成田空港に行ってみることにした。

風向きは北
従い、にんじん畑でＡ滑走路への着陸機だけを狙うことにした。
離陸機は捨て、着陸機だけを車の中から狙う横着体制で臨んだ。

仮に成果は得られなくても、空港で過ごせば気分転換にもなりますモンね。

「にんじん畑で１日マッタリ過ごそう。」と、思っていたのだが、何故かラン
ウェイチェンジ。

にんじん畑に居ても仕方がないので、リトルリーグ野球場付近に移動した。

そしたら、エアカナダ（B767）とコンチネンタル（B737）のスターアライアン
スと出会えたではないか！

天気が悪くても、メボシイ飛来機情報がなくても空港に張り付くことの重要性
を身を以って感じた。


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■エアポート雑記帳　；　サイパン旅行 ３日目（2011年2月3日）
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生活の基本は早寝早起き。
これは、サイパンみたいなリゾート地に滞在していても変わらなかった。

普通さぁ。南国の旅行先で午前５時に起きるかぁ？
これが困ったことに、目覚ましを付けた訳でもないのに目覚めよく起きてしま
う哀しい性。

ベランダに出て、海を眺めながら朝陽を浴びていた。
しばらく、ボーっとして午前７時になったので食堂へ。
昨日と同じく＄２０の高級ビュッフェを食す。
既に、食欲はなかったが目いっぱいに詰め込んだ。

本日の予定は島内観光。
今回はJTBを利用しているので、無料で島内観光ができるらしい。

しかーし。サイパン島はチッコイので２時間で終了してしまうとのことであっ
た。

サイパン島についての予習をしていかなかったので知らなかったが、島の大き
さは長さ約２４ｋｍ、幅は太いところでも約８ｋｍ、細いところだと約４ｋｍ
程しかない。面積にして伊豆七島の大島の２倍程度で、島の２/３は未開のジャ
ングルなので観光する場所も少ないし、距離も近いので観光するにも２時間あ
れば充分らしい。

観光地１．バンサイクリフ
米軍の上陸作戦は南部から侵攻してきた。サイパン島の南部は平坦な場所が多
く飛行場もあったし、遠浅の珊瑚礁なので上陸しやすい。一方、島の北部は断
崖絶壁なので上陸作戦は難しい。この地形なら馬鹿でも南部から攻めるだろう。
で、バンザイクリフはサイパン島の最北部に位置している。東京から見て南に
あるサイパンの最北部は、最も東京に近いことになる。
戦場で戦った兵士の皆さんには敬意を表するしかないのだが、塹壕の奥に隠れ
て自分の身の安全だけを確保した群上層部のバカ共が無責任なことを言って死
ななくても済んだような人々の命を奪った。
「生きて虜囚の辱めを受けず」なんて無責任なことを言って、「この場所（現
バンサイクリフ）の２,４００ｋｍ彼方には皇居がある。この場所が最も天皇陛
下に近い」飛び降りろ。との指令を出したらしい。
結局のところ、バンザイクリフでは少なくとも３,０００人の民間人が「天皇陛
下バンザイ」と叫んで飛び降りたとのことである。
現在では紺碧の海が広がり長閑な光景ではあるが、戦争末期には海を米軍艦艇
が埋め尽くし艦砲射撃と空襲の嵐。そして、崖から飛び降りろと命令された。
実際にバンサイクリフに行った事により、これまでテレビで見ていたのとは全
く異なる感情が溢れた。

観光地２．ラストコマンドポスト
最後まで指令を出し続けた隠れ家。当時はジャングルの中にあり、外部からは
全く見えなかったらしいが、滅茶苦茶に破壊されている。
これは、米軍の艦砲射撃が命中した痕らしい。そう、米軍は弾薬が豊富だった
ので、ジャングルの中を適当に艦砲射撃をしまくったらしい。それらの中の１
発が偶然にもトーチカに命中してしまい、中に隠れていた約１００名の中学生
が即死したとのことであった。
現在では、トーチカの中に入ることができるのだが、この中で約１００名の中
学生が死んだとは・・・。
そして、もう一つ。日本の技術力の高さを垣間見た。
そう、トーチカは６０年以上も前に艦砲射撃で破壊されているのに中に入れる。
即ち、未だに鉄筋コンクリートは腐食していないのである。
日本本土からこんなに遠いところまで原材料を運んで職人が工事をする。鉄筋
コンクリート作りなんて当時としては最新の土木技術だったに違いないが、今
でもこのような状態で残っているのは素晴らしい。

観光地３．バードアイランド
ここは戦争とは無関係の単なる絶景ポイント。純粋な気分で景色を眺めること
ができた。なお、この周辺は電気もガスも水道もないので人は住んでいない。
もちろん街灯もないので夜は真っ暗で極めて危険とのことであった。ビビリの
私は、夜に一人でこんなところに来る様なことはありませんがね。

観光地４．砂糖王公園
その昔、一人の日本人がサイパン島でサトウキビ栽培を始め、大成功を収めた
らしい。この功績を記念して作られた公園。公園の中には古びたSLが置いてあ
る。あと、日本人向けに彩帆（サイパン）神社という社がある。この場所はガ
ラパンからも歩いて行かれる。

かくして、サイパン島内観光終了。
案内してくれたJTBさんのお奨めで昼ごはんはスパゲティー屋に行った。

うわ。でか！。

巨大盛のスパゲティーが出てきた。味はうまい。でも、朝ごはんの消化が一部
終わっていない。

「出されたものは残さず食べる主義」だが、あまりの多さに残してしまった。
ゴメンなさい。

さて、午後からは自力で島内観光をすることになっている。

目指すはサイパン空港周辺である。

現在位置はガラパン。空港までタクシーに乗ると＄４０〜５０くらいだと思わ
れた。

いつもの様に、せこく節約。

ＤＦＳの無料送迎バスで最も空港に近いホテルまで行き、其処でタクシーに乗
り換えた。
タクシー代は＄6.50　かなりの節約になった。

サイパン空港到着

到着カウンターに人がいる。
デルタ航空（成田〜サイパン）の到着時間には、まだまだ時間が早いのでアシ
アナ航空の到着便であろう。

念のため、「到着時間は何時？」と英語で聞いてみた。
これが後ほど役に立つ。

空港周辺を目的地に向け歩き出す。
幸い、サイパンの治安は良いほうなので大きな心配はなかったが、野良犬が多
いのは気味が悪い。

ハスキー犬を飼っていたこともあるので、基本的には嫌いではないし怖くもな
いはずなのだが、外国の野良犬は気味が悪い。

野良犬は無視して、ドンドン先に進んだ。
道中、慰霊碑やトーチカなど多数あったので一礼。

空港フェンスに張り付いて、小型プロペラ機の撮影に勤しんだ。
前と後ろにプロペラが一枚ずつ付いている機体やバスみたいなプロペラ機。
見たこともない形のプロペラ機がたくさん有ったが、知識がないので詳細不明。
でも、写真だけは撮っておいた。

さらにドンドン進む。

途中の貨物保管場所みたいなところに霊柩車が止まっていた。
この時は、さほど気にはしなかったが。。。

さらに一生懸命に歩いて、かなり道に迷って目的地に到着。
そこには八九式中戦車などの残骸が転がっている。
戦車２両、建物２棟、高射砲２個くらいはあったと思う。全部カメラに収めて
どんどん進む。

旧日本軍の弾薬庫跡が見えてきた。
天井にはレールが付いている。このレールに重量物を吊るして運搬したのであ
ろう。
中を覗くと、当たり前だが真っ暗闇。

でも、良く見るとロウソクが灯されており傍らには花束が。
今でも誰かが御祀りしているのであろう。この光景を見てしまい、怖くなって
それ以上は中には入らなかった。

ここで時間を確認。
先ほど、到着カウンターで聞いた時間になっていた。

「アシアナは来るのかな？」なんて、思っていたら遠くに機影が見えた。
なんと言うグットタイミング。

大喜びで撮影した。ナンテことはない、日本でも普通に見られるB767-300（HL
7514）だったけど、「サイパンで撮った」と言う付加価値に心が躍った。

引き続き、アメリカ海軍のヘリコプターが２機到着

？？？
これは珍しい？

この時も、何となく受け止め霊柩車との関連性も気に留めなかった。

サイパン空港周辺の撮影ポイントも全部回ったので、ターミナルに帰りますか。
とぼとぼ歩き出すと、先ほどの貨物地区に迷彩服を来た軍人が立っている。
そして、霊柩車が動き出し、その後を多くの人が付き添っていた。

？？？

霊柩車　米軍ヘリコプター飛来　米軍人　参列者

これらのキーワードを結びつけるストーリーは以下の通りである。

サイパン出身の米軍人が戦死（または事故死）
→亡骸はグアムの基地に空輸
→ヘリコプターでサイパンに搬送
→霊柩車で自宅まで（遺族が付き添っている）

これで間違いないと思う。
あ〜。何だか嫌なものを見ちまった。

さて、気分を取り直して、本日最終目的地へ。
ビーチロードサイドにある八九式中戦車に向かうことにした。

この場所には、足がないのでタクシーを利用。
タクシーの運転手からは、いろいろ話しかけられたが、何言っているのか分か
らないので、気合の英会話で頑張った。

２０分ほどで八九式中戦車に到着。
良く見るとトーチカの上に置いてあるのね。

ミッションコンプリート
さて、帰るか。

ガラパンまで、ブラブラ歩いて約３５分
ＡＢＣマートなどでブラブラして、ビールを調達後、いつものようにＤＦＳの
無料送迎バスに乗りホテルに帰った。

夕飯はホテルのレストランでステーキを食べた。
大きな肉の塊だったが、朝食（$20）よりも安いのが不思議である。
この国の牛はかなり格安と思われる。

2011年2月3日の行動軌跡（GPSデータ）は　↓
　　　　　http://airport.world.coocan.jp/k_6956.html


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■出撃経費　；　5,473円
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ガソリン（1,553円）、首都高速（1,400円）、東関東自動車道（2,000円）、朝
食（まぜるラー油キムチ牛めし 大盛；520円）

　※ガソリン代は、総走行距離217.8km、燃費20.9km/L、ガソリン単価149円/L
　　を基に算出


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　Writer　　　　　　Yochi
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