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エアポート出撃ダイアリー #0747 2010年11月15日(月) 羽田空港(出勤前出撃)

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■行程
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0710;羽田空港  0815;機材撤収

 0445    起床
 0540    出撃
 0710〜0815 第三駐車場の屋上
 0930    出社後そのまま通常勤務


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■コンディション
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天候;くもり
0700 視程;15km、気温;14℃、風速;14kt(7.2m/s)、風向;340(北北西)
使用滑走路;0710〜0815 着陸 RW34L、離陸 RW05&RW34R


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■収穫
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なし


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■今朝の51番スポット状況
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今朝の51番スポットの使用状況は以下の通り

スカイネットアジア 71便(定刻;0820、目的地;鹿児島)
全日空      3771便(定刻;0820、目的地;鹿児島)  ※共同運航便


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■出撃後記
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一昨日、昨日に引き続き、3日連続で羽田空港に展開した。

APECは閉会し、ほとんどの要人たちは昨日のうちに帰ってしまったのだが、ま
だ帰国の途についていない要人たちも居るそうである。

事前情報によれば、羽田空港からはパプアニューギニアが午前中に出発、チリ
が午後に出発とのことであった。

この様な貴重な情報を頂いたからには、行くしかないでしょう。
でも、本日は平日なので、会社にも行かなくてはならない。

私、「企業内フリーター」みたいなものなので、就業規則の範囲内で就業時間
を自由自在に変更できる。

「何時まで羽田に居るのか?」
こんな重要な事項も決めることなく、早朝の羽田空港に向かうことにした。

想定パターン1;V1とV2にパプアニューギニアとチリが仲良く並んでいて、
それなりに撮影できたら、そのまま出勤。この場合はフレックス勤務となる。

想定パターン2;Vスポットでパプアニューギニアを満足に撮影できなく、展望
デッキで離陸シーンを見送った後に出勤。この場合、午前半休となる。

想定パターン3;チリの出発シーンまで見送り、羽田空港で1日中過ごす。こ
の場合、全休扱いで有給休暇が1日減る。

フレックス、午前半休、全休の3パターンを想定していた。

羽田空港到着。Vスポットは空っぽだった。
あれれ???
どうも、パプアニューギニアは昨晩のうちに帰ってしまったらしい。

まあ、こういうことは良くあることなので、気にしない気にしない。

で、チリはどうします?

北風は強いし、午後からは雨が降るとの天気予報なので、チリは諦めて撤収する
ことにした。

ここで、APEC対応の3日間を振り返る。

1日目;朝から出撃したが、警備が厳しすぎてまともに撮影できず、早々に撤
    収
2日目;朝から出撃し、羽田空港内を巡回偵察後、京浜島に移動し6時間待機。
    要人機は午後2時から午後4時までの間に次々に離陸した。
3日目;出勤前に出撃したがパプアニューギニアは空振りで、チリは見送り。
    何も撮影せずに撤収。

結局のところ、2日目の午後2時から午後4時までの間、京浜島に居れば事足
りることになったのだが、手間は惜しまない。

ダメでも行く。空振りでも行く。

一見、無駄と思える行動だが、これも飛行機撮影の楽しみの一つでもあるんで
す。

無駄足があるからこそ、撮影できたときの喜びが一層 大きくなると思っている。

そして、神様は時たま御褒美をくださることもある。

本日の御褒美
・コカコーラ    新国際線ターミナルオープン記念缶
・コカコーラ ゼロ 新国際線ターミナルオープン記念缶

モノレール乗り場近くのコンビニにて発見!

実は特別塗装の空き缶を収集しているんです。「新国際線ターミナルオープン
記念缶」を購入する目的だけでも羽田空港にまで足を運ぶ価値がありました。

それにしても、APEC対応の3日間は楽しかった。
そして、厳重な警備の成果として、何事も起きずに何よりです。


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■エアポート雑記帳 ; リヤカーマン
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基本的に読書はしない。ホント言うと、文字を読むことが嫌いなのである。
それでも、極々稀にではあるが本を読むことがある。

某テレビを見ていたら「リヤカーを引いて、世界を旅する冒険者」の特別番組
を放送していた。

彼の名は「永瀬忠志」、通称「地球一周4万キロを歩いた男」である。

バックパッカーで歩いて旅する事と変わりがないのだが、バックパッカーでは
持ち運べる荷物に限界があり、不毛の無人地帯を走破するには水や食料が足ら
なくなる。

そこで、登場したのがリヤカー
リヤカーなら、かなりの量の荷物を積み込めるので水や食料は充分。
簡単な調理用品や寝袋なども持ち運べるので便利だそうだ。

テレビでは不毛の荒野を延々と歩み、テントで寝泊りし、サバイバル的な生活
を繰り返して目的地まで辿り着いていた。

そんな彼の冒険に感銘し、著書を読んでみることにしたのである。

著書名 ;リヤカーマン 地球一周4万キロを歩いた男
発行所 ;毎日新聞社
発行日 ;2006年11月25日
定価  ;1,300円
企画協力;テレビ東京 プロテックス

読んでガックリ。テレビでの印象と実情は大きくかけ離れていた。

基本的にテント生活で冒険を進めているものと思っていたのだが、実は基本的
にはホテル宿泊で仕方がない時にだけ野宿生活であったこと。

そして、「もう止めたい!」、「なんで、こんなことをしているのか?」、「
家族に会いたい!」云々の泣き言が著書のあちらこちらに記載されている。

思っていたよりもワイルドではなかったし、強靭な精神力の持ち主でもないよ
うであった。

まあ、冒険なんて所詮はそんなものなのカモしれませんね。


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■出撃経費 ; 1,638円
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JR東日本(300円)、東京モノレール(940円)、Blendy 挽きたてカフェオレ
(158円)、土産(コカコーラ ゼロ 新国際線ターミナルオープン記念缶;120
円)、土産(コカコーラ 新国際線ターミナルオープン記念缶;120円)


本日のGPSログ

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