スポッターズ的ひこうき写真館 メールマガジン
エアポート出撃ダイアリー #0573 2008年12月7日(日) 航空自衛隊 新田原基地 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■行程 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 0720;新田原基地 1620;機材撤収 0435 起床 0540 宮崎ロイヤルホテル203号室から出撃 0645 航空自衛隊 新田原基地 正門に到着 0720 開門 0720〜1515 航空祭2008を見学 1515〜1615 JR日向新富駅に向け歩行 1615〜1620 JR日向新富駅前に保存展示されているT-33A(81-5362)を撮影 1632 JR日向新富駅出発 1700 JR宮崎駅到着 コインロッカーに預けていた荷物を回収 1714 JR宮崎駅出発 1725 宮崎空港ターミナル着 搭乗手続、食事など 搭乗便;スカイネットアジア64便 宮崎(1945)→羽田(2120) 機材 ;B737-400、レジ;JA737A、搭乗ゲート;11番、座席;22A 1951 プッシュバック 1956 タキシング開始 2003 宮崎空港RW27より離陸 2115 羽田空港RW34Lへ着陸 羽田空港 沖止めスポットに到着(301〜315番) 2305 帰着 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■コンディション ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 天候;快晴 午前7時 気温;-2.2℃、風速;2m/s、風向;西北西 正午 気温; 8.1℃、風速;2m/s、風向;北 ※風向風速および気温は気象庁のアメダス(宮崎県 高鍋市)を基に構成 使用滑走路;0720〜1300 RW28 1300〜1515 RW10 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■新田原基地 航空祭2008 プログラム ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○各種飛行展示 0900-0920 編隊飛行 (UH-60J×1、U-125A×1、T-4×3、F-4×3、F-15×3、F-15×3) 各機種による編隊飛行 0950-1005 機動飛行(教導隊;F-15×2) 最大性能発揮による機動飛行 1010-1025 訓練飛行(F-4×4) ※機材不具合の為、3機で実施 模擬対地訓練 1030-1045 機動飛行(第6飛行隊;F-2×1) 最新鋭機種による機動飛行 ※築城基地からリモート参加 1050-1110 救難展示(UH-60J×1、U-125A×1) 救難活動の一連の動きを紹介 1115-1150 機動飛行(第301飛行隊、第23飛行隊;F-4×1、F-15×1) 最大性能発揮による機動飛行 1300-1330 空挺降下(C-1×1) 第1空挺団による落下傘降下 ※総勢21名が3回に分けて降下 1400-1440 ブルーインパルス(T-4×6) 華麗なる曲技飛行 ○各種アトラクション 0830-1500 航空機地上展示 0830-1500 装備品展示 0830-1500 ちびっ子花自動車 1030-1330 基地音楽部 1030-1330 基地太鼓部 0830-1500 基地防空火器展示 0900-1500 茶道部 ※航空祭での無線周波数は終日304.5MHzを使用した。 ※ブルーインパルスは第一区分を実施した。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■地上展示機材 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○航空自衛隊 F-2 63-8539 F-4 97-8421、77-8395 67-8389(格納庫内に展示) F-15 12-8054、32-8060 82-8091 アグレッサー 32-8827、02-8802(格納庫内に展示) T-4 26-5690 T-4 66-5745 ブルーインパルス 1番機 46-5731 2番機 46-5729 3番機 46-5725 4番機 46-5726 5番機 26-5805 6番機 46-5728 予備機 MU-2 63-3228 T-7 46-5921 T-400 41-5063 ゲゲゲの鬼太郎 C-1 58-1007 第2輸送航空隊 50周年記念塗装 C-130 75-1075 CH-47J 37-4489 E-2C 54-3456 U-125 39-3042 U-4 85-3253 RF-4 57-6909 YS-11 02-1158 ゲゲゲの鬼太郎 U-125A 42-3022 UH-60J 68-4564 ○海上自衛隊 P-3C 1-5037 ○エアロック JA11AR ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■装備品展示 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○航空自衛隊 81式短距離地対空誘導弾 レーダー 46-7726 新基 5空-1 発射機 46-7828 新基 5空-11 46-7829 新基 5空-12 VADS #1149、#1083 ○陸上自衛隊 74式戦車 95-1476 8戦-1 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■保存展示機材 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ F-4 57-8360 T-2 69-5127 特別塗装 T-6G 72-0169 F-86F 92-7916 F-86D 04-8187 F-104J 36-8535 T-33A 91-5410 ナイキJ弾 ※前回調査時(2007年12月2日)以降、F-4とT-2が仲間に加わった。なお、撤去 された機材はない。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■外来機帰投記録 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1500 C-1 入間基地に向け離陸 1504 P-3C 鹿屋基地に向け離陸 1505 YS-11 美保基地に向け離陸 1508 E-2C 三沢基地に向け離陸 1514 C-130 小牧基地に向け離陸 1522 T-400 美保基地に向け離陸 1530 U-4 入間基地に向け離陸 ※1515エプロン撤収の為、これ以降は歩きながら記録したので見落としの可能 性あり。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■航空自衛隊 新田原基地 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 所在地 ;宮崎県児湯郡新富町大字新田19581 アクセス ;JR日豊本線 日向新富から徒歩60分またはタクシー15分 主な配備部隊 ○西部航空方面隊隷下 ・第5航空団司令部;飛行群:第301飛行隊(F-4EJ改、T-4) 整備補給群 基地業務群:第5基地防空隊 ・西部航空施設隊 ;第2作業隊 ○航空総隊直轄 ;飛行教導隊(F-15J/DJ、T-4) ○航空支援集団隷下 ;航空救難団:飛行群 新田原救難隊(U-125A/UH-60J) 航空保安管制群:新田原管制隊 航空気象群:新田原気象隊 ○航空教育集団直轄 ;飛行教育航空隊:第23飛行隊(F-15DJ、T-4) ○航空自衛隊直轄 ;航空警務隊:新田原地方警務隊 情報保全隊:新田原地方情報保全隊 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■出撃後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ブルーインパルスの曲技飛行が終わると、観客は一斉に帰りだすので帰路の混 雑は激しい。 当たり前のように、バス乗り場には長蛇の列が作られる。 基本的に、行列に並ぶのが性に合わない私は初めから徒歩を選択しているので 関係ないけど気にかかる。 それにしても、新田原基地から帰るバスの行列は長い。 トニカク長い。 あんなに長い行列は見たことがない。 1kmまではないと思うが、軽く500mはあるだろう。 「いったい何時間待てば、バスに乗れるのだろうか?」 ここで疑問なのは、バスの乗り込む人数が少ない事である。 後ろには大行列が連なっているのに、バスはスカスカで運行。 「もっと詰め込んで、ドンドン運べば良いのに・・・」 しかしながら当事者ともなれば、バスを1本待って座りたくなるであろう。 数時間行列に並んだ後に「バスを1本見送れば座れる。」 こうなれば、誰だって座れないバスは見送る。 結果的に、スカスカのバスが運行されてしまい、人員輸送能力が不足してしま う。 ここで提言 「座りたい人」と「立ってでも早くバスに乗りたい人」の列に分離しましょう。 こうすれば、人員輸送能力が大幅向上して、大行列が短くなり誰からも文句は 出ない。 本格的に検討して欲しいです。 まあ、どんなに列が短くなっても、私は日向新富駅まで歩きますけどね。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■エアポート雑記帳 ; ニイタカヤマノボレ 一二〇八 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1941年12月8日 「ニイタカヤマノボレ 一二〇八」の暗号が発せられ太 平洋戦争が始まった。 67年も前に太平洋を挟んで戦争できる技術・能力を有していた国は数少なか った。 距離的な問題も大きいが、太平洋は海 即ち大きな船を多数有していなければ 戦えない。 更に、当時はライト兄弟が初飛行してから30年強の月日しか経っていなかっ たのに 船に滑走路を積んで航空攻撃の拠点としていた事(航空母艦)など、技術水準 には驚くばかりである。 話を元に戻して「ニイタカヤマノボレ 一二〇八」 直訳すれば「12月8日に新高山に登れ」 要するに「12月8日にテッペン 取れ!」即ち「戦闘行動を開始せよ」 ここで疑問なのは、「テッペン取れ!」って意味なのに「どうして富士山では ないの?」って事である。 「新高山って何処にあるの?」 富士山(3,776m)vs新高山(3,952m)なので富士山よりも新高山の方が高い。 それでは新高山は現在どうなっているのであろうか? その答えは・・・ 今は台湾に存在していて現在は玉山呼ばれているので地図 には載っていない。 当時の台湾は日本領であったため「テッペン」の意味合いで「ニイタカヤマ」 が選ばれたようだ。 歴史的に有名な言葉であっても、その由来を調査すると赴き深い。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■出撃経費 ; 21,085円 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ JR九州(1,060円)、飛行機(スカイネットアジア航空;13,100円)、モノレー ル&山手線内割引きっぷ(500円)、タクシー(日向新富→新田原基地 1,300円 を二人で割り勘;700円)、タクシー(最寄駅→自宅 深夜割増;1,160円)、紅 茶花伝 ロイヤルミルクティー(158円)、ITO ENジャスミン茶(147円)、夕飯 (にぎり1.5人前;1,365円)、発泡酒(440円)、一番絞り(480円)、長期熟 成貯蔵焼酎(小瓶2個セット;525円)、土産(鶏炭火焼;1,050円)、コインロ ッカー(400円) バックナンバー(#0501〜#0600)へ とても古いバックナンバーへ トップへ 最新のバックナンバーへ メールマガジン無料登録へ |