スポッターズ的ひこうき写真館 メールマガジン
エアポート出撃ダイアリー #0521 2008年5月30日(金) 羽田空港(終業後出撃) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■行程 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1825;羽田空港 2200;機材撤収 1720 業務終業後そのまま出撃 1825 羽田空港第二ターミナルに到着 1830〜1840 第三駐車場の屋上 1840〜1845 羽田空港第二ターミナル展望デッキに移動 1850〜1905 ディナータイム 1905〜2200 羽田空港第二ターミナル展望デッキ 2219 京浜急行 羽田空港発 成田行きに乗車 2350 成田空港専用宿舎に帰着 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■コンディション ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 天候;曇 のち 横殴りの雨 1830 視程;15km、気温;15℃、風速;21kt(10.8m/s)、風向;050(北東) 2100 視程; 3km、気温;14℃、風速;17kt( 8.7m/s)、風向;030(北北東) 使用滑走路;1825〜2200 着陸 RW34L、離陸 RW34R ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■収穫 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ マリ要人特別機 B727 TZ-MBA ※V1スポットに駐機中 スーダン要人特別機 IL62 ST-PRA ※V2スポットに駐機中であったが、午後9時55分頃に離陸した。 マダガスカル要人特別機 B737 5R-MRM ※午後6時55分頃に離陸した。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■マリ共和国(Republic of Mali)基本データ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○面積;124万平方キロメートル ○人口;1,430万人 ○首都;バマコ(人口は約138万人) ○民族;バンバラ、プル、マリンケ、トゥアレグなど ○言語;フランス語(公用語)、バンバラ語等 ○宗教;イスラム教、伝統的宗教、キリスト教 ○軍事力 ・予算;1億3,600万米ドル ・兵役;2年間の選抜徴兵制 ・兵力;7,350人(陸軍;6,900人、海軍;50人、空軍;400人、憲兵隊;1,800人) ○主要産業;農業(綿花、米、ミレット、ソルガム)、畜産、鉱業(金) ○GNI;61億ドル ○一人当たりのGNI;440ドル ○総貿易額 ・輸出;16億2,300万ドル ・輸入;16億5,200万ドル ○主要貿易品目 ・輸出;金、綿花 ・輸入;投資財、石油製品、食料品 ○主要貿易相手国 ・輸出;中国、タイ、バングラデシュ、オーストラリア ・輸入;セネガル、フランス、コートジボワール、ベルギー ○通貨;CFAフラン ○為替レート;655.957CFAフラン=1ユーロ(固定レート制) ○在マリ邦人; 6名 ○在日マリ人;127名 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■スーダン共和国(The Republic of the Sudan)基本データ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○面積;250万平方キロメートル ○人口;3,623万人 ○首都;ハルツーム ○言語;アラビア語(公用語)、英語 ○宗教;イスラム教、キリスト教、土着宗教 ○軍事力 ・国防費;5.35億ドル ・兵役 ;徴兵制(18歳〜30歳の2年間) ・兵力 ;約104,800名(陸軍;100,000名、海軍;1,800名、空軍;3,000名) 人民防衛隊;約17,500名(志願制) ・スーダン人民解放軍(SPLA);20,000〜30,000名 ○主要産業;農業、林業、畜産業、漁業 ○GDP;360億ドル ○一人当たりのGDP;873ドル ○総貿易額 ・輸出;62.6億ドル ・輸入;80.7億ドル ○貿易品目 ・輸出;原油・石油製品、農産物(主として綿花、胡麻、家畜)、金、アラビア・ゴム ・輸入;工業製品、小麦、機械、輸送機材、石油製品 ○貿易相手国 ・輸出;中国、日本、UAE、サウジアラビア、エジプト、イギリス ・輸入;中国、インド、サウジアラビア、日本、エジプト、UAE ○通貨;スーダン・ディナール(SD) ○為替レート;1$=約200スーダンディナール(変動相場制) ○在スーダン邦人; 99名 ○在留スーダン人;約100名 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■マダガスカル共和国(Republic of Madagascar)基本データ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○面積;587,041平方キロメートル ○人口;1,960万人 ○首都;アンタナナリボ(人口は484万人) ○言語;マダガスカル語、フランス語、英語の三つが公用語 ※2007年4月の憲法改正で英語も公用語とされた。 ○軍事力 ・予算;300百万米ドル ・兵役;18ヶ月間 ・兵力;総兵力約13,500人(陸軍;12,500人、空軍;500人、海軍;500人) 憲兵隊 8,100人 ○主要産業 ・農牧業;米、コーヒー、バニラ、砂糖、クローブ、牛 ・漁業 ;えび、まぐろ ○GNI;53億米ドル ○一人当たりのGNI;280米ドル ○総貿易額 ・輸出; 834百万米ドル ・輸入;1,427百万米ドル ○主要貿易品目 ・輸出;織物、バニラ、甲殻類 ・輸入;機材、消費財、燃料 ○主要貿易相手国 ・輸出;フランス、アメリカ、ドイツ、モーリシャス ・輸入;フランス、中国、イラン、モーリシャス ○通貨;アリアリ ※2003年8月まではマダガスカルフラン(FMG)が流通していたが、新通貨 単位に切り替わった。交換レートは5マダガスカルフラン=1アリアリ ○為替レート;1ユーロ=約2,518アリアリ ○在マダガスカル邦人;129名 ○在日マダガスカル人; 42名 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■今晩の51番スポット状況 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今晩の51番スポットの使用状況は以下の通り スカイネットアジア 43便(定刻;1925、目的地;長崎) 全日空 3743便(定刻;1925、目的地;長崎) ※共同運航便 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■出撃後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 基本的に朝型生活が好きなので、夜遊びは苦手で帰宅が遅くなるのは大嫌い。 それでも、今日みたいな日は例外的に頑張ってみる。 少しの頑張りで、アフリカの飛行機を見学できる可能性があるからだ。 でも、頑張りの甲斐なく成果はショボイ。 そもそも、夜は暗いので写真撮影には向かない。 加えて気温は低いし強い北風。追い討ちをかけるべく本格的な雨。 暗い、寒い、強風、雨の四冠王。 このコンディションではマトモナ写真など不可能。 そんなこんなで、羽田空港展望デッキの閉鎖時間まで粘り、帰着は午後11時50分 辛うじて午前様を免れ、明日に備える。明日こそ晴れますように! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■エアポート雑記帳 ; 恋の季節 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 自然界では恋の季節 あちらでも、こちらでも、ピーチク パーチク鳴いている。 会社ではデータ整理などをする事務場と実験をする作業場は別の建屋となって おり 作業場は、一番最後まで作業をしていた人が戸締りをする決まりになっている。 数日前、偶々 私が最終戸締り人となり、作業場の施錠点検をしていた時の出来 事である。 薄暮の時間帯 野鳥たちは夕飯時を迎えていた。 恋の季節と言うこともあり、幾つかの雀の巣が軒下に建設されており 中では雛鳥が食餌を強請って、ピーチク パーチクと鳴いていた。 「ホホーッ。こんな所で恋を育みやがって。」 嫉妬したが、小さな雀の恋を妨害する程 小さい人間ではい。 見て見ぬフリをしていたが、恋の巣を発見された事に気が付いた親雀は大興奮 巣の中から、こちらを威嚇している。 それでも、見て見ぬフリをして戸締り作業を続行中に 親雀が巣から急降下し、私の頭に体当たりしてきた。 かなりビビッタが、私と親雀とでは体重差がありすぎるので、親雀は脳震盪を 起こし失神 地面に転がった。 この時、何処からともなく、烏が飛んで来て失神中の親雀を連れ去った。 烏は肉と脂が大好物。たぶん、夕飯にする目的で連れ去ったのであろう。 巣の中では、相変わらず雛鳥が鳴いている。 「ピーチク パーチク。夕飯おくれ〜」 でも、親雀は烏に食べられてしまった。 そして、翌日 その巣から雛鳥の鳴き声は聞こえなくなっていた。 私が巣に近づいた為に親雀は食べられ、雛鳥は餓死。 少々責任を感じたが、私は悪くないですよね。 恋の季節に散った小さな二つの命。自然の掟とは厳しいものです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■出撃経費 ; 4,260円 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ JR東日本(150円)、電車(京浜急行など;1,110円)、東京モノレール(470円) 夕飯(クラブハウスサンドイッチ;1,400円)、GEORGIA カフェラテ(130円) 宿泊代(1,000円) トップへ 最新のバックナンバーへ メールマガジン無料登録へ |