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■行程
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0935；嘉手納基地　　1715；機材撤収

　0640　　　　起床
　0800　　　　ホテルタイラ607号室から出撃
　0935〜1055　道の駅「かでな」
　1055〜1125　移動（琉球バス、タクシー、徒歩）
　1125〜1555　国道58号線沿いのRW05エンド
　1555　　　　嘉手納基地撤収
　1650〜1715　那覇港にてフェリーを撮影
　1715　　　　機材撤収
　1735　　　　ホテルタイラ607号室へ帰着
　1735〜1835　小休止と機材整理と撮影データの整理
　1835〜1915　夕食と水分調達の旅
　1915　　　　全日程終了


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■コンディション
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天候；曇 極希に 薄日

0900　気温；19.5℃、風速；3m/s、風向；東
1200　気温；21.6℃、風速；4m/s、風向；東北東
1500　気温；20.7℃、風速；5m/s、風向；東南東
　※気温および風速風向は嘉手納基地のATISがネイティブ英語で聴き取り難い
　　為、気象庁のアメダス（那覇市）を基に構成した。

使用滑走路；0935〜1555　RW05R

※日差しは殆どなかったが、１日中屋外に立っていたら顔が真っ赤に日焼けし
　てしまった。ここ沖縄の日差しは強力らしい。


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■収穫
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本日初めて撮影した機体はなかったが、F-22ラプターは今回限りだろうし、ラ
プターと共同訓練しているらしき嘉手納所属のイーグル（１５機くらい）や岩
国所属のホーネット（９機くらい）が飛びまくり、鼻から出血寸前であった。

これだけで大収穫だ。

特にラプターは８機くらい飛んでくれて、RW05Rエンドから見た勇士には大感激。

天気はイマイチだったけど贅沢は言えないよね。

加えて、P-3CやKC-135RやAWACSやRC-135がタッチ・アンド・ゴー訓練を行っ
ていたので撮り放題！

撮影記録を紐解けば、AWACSが飛んでいる姿を見るのも初めてだった。

午後３時くらいからは、航空機の発着がピタリと止み静寂を取り戻し、早々に
撤収した。

本日の嘉手納滞在時間は７時間弱、短かったが充実した時間を過ごせた。

無我夢中で撮影していたが、遠征２日目でポジフィルムは持参した２５本中１２
本消費、デジカメのメディア３.５ＧＢ中の２ＧＢを消費していた。

遠征日程は４日間なので、充分に賄える消費量ではあるが心配性故悩んでいる。
それでも、明日も後先考えずバンバンシャッターを切り続けるつもりである。

F-22ラプターを撮影＆見学できるチャンスは、残された人生では最初で最後だ
と思うので。

明日も飛んでくれラプター！


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■出撃後記
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昨晩、ホテルの一室にて当メルマガを作成しつつテレビを見ていた。「１Ｌの
涙」

チラチラとテレビ画面を見ながらパソコンに向かっていたので、初めのうちは
「病気少女の役だけど堀北真希ちゃん可愛いな。」くらいにしか思っていなかっ
た。

暫くしてメルマガ完成で送信手続きも終了。何気なくベッドに横たわりテレビ
を見た。

「１Ｌの涙」

美少女が難病に見舞われ、これがまた悲しいお話
大好きな堀北真希ちゃんがドンドン苦しんでいる。

いつの間にか、テレビにのめり込んでしまっていた。

年の性だか何だか知らぬが、涙腺が弱くなっていることもあり、テレビを見なが
ら涙々の連続で、気がつけば体の水分不足

なので、オリオンビールで水分補給しながらドラマを見続けていた。
いつの頃からか、いつも以上に酔っぱらった。

ところで・・・

堀北真希に八重歯なんかあったっけ？
ドラマの最終局面にて、こんな疑問が生じた。

オイオイ、主演の美少女は堀北真希ではなくて沢尻エリカではないですか！
堀北真希と沢尻エリカを見間違うようでは、「オッサン丸出しですな！」

ショックを受けつつ、昨晩は午前０時を経過してもオリオンビールを飲み続け午
前１頃に就寝した。

ぐっすり眠りすぎて・・・
気がつけば、窓の外が明るくなっていた。

此処は沖縄。東京よりも１時間近く日の出は遅いので、「窓の外が明るい、即
ち朝寝坊也」

直近２４時間の行動を思い起こせば、フルタイムで労働後に就寝４時間後の午
前３時に起床して沖縄に移動

そして、嘉手納基地で目一杯活動してテレビを見ながら飲酒など。

つまり、ほとんど寝ていない。

これでは、朝寝坊も許容範囲なのかもしれないが、明るい窓の外を見て青くな
り、大急ぎで嘉手納基地へ向かった事は言うまでもあるまい。

沖縄には「旨い泡盛とオリオンビールを飲む為」さらに「悲しいドラマを見て
泣く為」に来ているのではなく、「航空機（特にラプター）を撮影する為」に
来ている事だけは確認しておきたい。


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■エアポート雑記帳　；　ウチナンチュ（沖縄人）大好き！
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通常の生活ではタクシー利用は極力控えている。

理由は簡単、タクシーの運転手は態度が悪すぎて不愉快だから。
よほど、困った時以外は乗る気にはならない。

お金を払う我々は「お客様」なので「神様」なんですよ。

こんな単純な理屈も理解できずに横柄な態度を取り、「運転してあげているで
しょ」みたいな態度を取るタクシードライバーが多すぎて不愉快な首都圏であ
る。

タクシードライバーなんて、日本国籍を持っていて唯一の取り柄と言えば自動
車運転だけ。つまりバカでもできる。

なのに、何故こんなに偉そうなの？　好きにはなれない人種である。

でも、「道の駅かでな」で見送ったラプターの着陸をＲＷエンドで迎え撃つに
は時間がない。

路線バスだけでは・・・　時間的に苦しい。

幸運にも「道の駅かでな」直近のバス停では２分くらいで路線バスが来てくれ
たが、ＲＷ０５エンドに行くには路線バスを乗り換える必要がある。

間に合うの！？　ドキドキ！
困ったので、大嫌いなタクシー利用を決意。

でもタクシーを利用するには、ポイントまでの距離はかなり近すぎる。

首都圏では、近すぎて文句を言われたり、抗議の「舌打ち」をされかねない状
況である。

それでも、ラプターを撮る為には我慢我慢でタクシーを探す。

幸運にも、長距離（らしき）客を降ろした直後のタクシーを見つけて手を上げ
た。

客を降ろしたてであれば、文句を言われる可能性が低いと判断したからである。

時間がないので、口論をしている余裕はないので搭乗前に「すぐ近くですが良
いですか？」と確認した。

たぶん、ワンメーター＋アルファの距離なので。。。

以外にも？快く乗せてくれた。
しかも「沖縄には近距離だからといって嫌な顔をするタクシー運転手は居ませ
んよ。」とのこと。

そうなの！？（東京では１００％嫌な顔をするのに。）

お言葉に甘えて「嘉手納基地への着陸機が見える場所に行ってください」
これまた、目的地が抽象的であり、首都圏では文句を言われるパターンだが、
場所は大体判っているので、あっちに行ってください！

知ったかぶりはしているが、所詮は遠征組なので詳しくは判らず「大体この辺」
で、「ここで良いです。」
運転手さん、ありがとう！。　タクシーを降りた。

方向的には間違いないが、でも、なんだか印象が違う。

近くで道路工事をしていたオジサンが「写真撮りに来たのか！、もっとあっち
だよ！　２kmくらい先かな！？」

地図を確認しているので２kmもあるわけないが、１kmくらい場所を間違えたら
しい。

自業自得だが、１kmくらいなら歩けばすぐ着く。ドンドン歩いた。

ダラダラと汗を流しながらポイントを目指していたら、後方から「プップッ」
クランクションが鳴った。

ハテ！？

振り返って見れば、さっきまで乗っていたタクシーが止まっていた。

そして、運転手さんが「基地がよく見える場所は、もっと先なので迎えに来た
よ。お金なんていらないから乗りなよ。」

マジっすか！？

この道は、国道５８号線なので中央分離帯もあり簡単にはＵターンなんか出来
ないのに戻ってきてくれた。

こんなこと東京では絶対に有り得ない。１０００％有り得ない。

もう！　これだから沖縄大好き。

ウチナンチュ万歳！
微力だけど、これからもドンドン沖縄に足を運び東京で入手した￥を１円でも
多く消費しますね。

夢物語だけど、老後は沖縄に住みたいと思っている。本気で。


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■出撃経費　；　12,920円
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沖縄バス（1,300円）、琉球バス（280円）、タクシー（570円）、オリオンビー
ル（270円）、夕食（特上にぎり寿司、泡盛１合；4,400円）、さんぴん花茶
（198円）、つまみ（白身魚にのりわさび；158円）、オリオンドラフト（477
円）、久米島の泡盛ワンカップ（177円）、宿泊代（朝食付きプラン；5,040円）
使い捨て歯ブラシ（50円）

※「今夜は豪勢に寿司でも喰うか！」滅多に来られない沖縄の夜なので贅沢も
　　許される。でも・・・南国風の寿司を期待していたのに普通の江戸前にぎ
　　りで、無用の「お洒落」を強調しすぎて小振りな外見。味はまあまあだっ
　　たけど、これなら東京でも充分に味わえる。そして、4,400円は高すぎる。
　　（タイラホテルの素泊まり１泊料金よりも高い。）沖縄遠征７回目（トー
　　タルかれこれ１ヶ月滞在した）にして最悪の夕食に巡り会った。