スポッターズ的ひこうき写真館 メールマガジン
エアポート出撃ダイアリー #0337 2006.05.20 新千歳空港 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■行程 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 0945;新千歳空港 1615;機材撤収 0445 起床 0545 出撃 0720 羽田空港第一ターミナル到着 搭乗便;スカイマーク705便、定刻;羽田(0755)→新千歳(0925) 機材;B767-300ER、レジ;JA767F、搭乗ゲート;23、座席;25A 0756 プッシュバック 0803 タキシング開始 0813 羽田空港RW16Lより離陸 0917 新千歳空港RW01Rへ着陸 0920 新千歳空港スポット18番に到着 0945〜1010 新千歳空港展望デッキ 1010〜1055 移動(徒歩) 1055〜1615 RW01エンドの雑木林 1745 ホテルかめや 505号室 着 1745〜1810 小休止 1810 再出撃 1810〜1900 夕飯と水分調達の旅 1900 全日程終了 ※北海道特有の何にもない真っ直ぐな道を撮影ポイント目指し、機材を担いで トボトボ歩いていると、「プップゥ」クランクションがなった。 親切なオジサンが、哀れに思ってくれたらしく「乗りナヨ」って声をかけて くれた。見知らぬ人の車に乗るのは怖いので丁重にお断りしたが、地方の人 って親切ですね。成田空港の周りを歩いていて「乗りナヨ」って言われたこ とないモンな〜。地方を遠征しているとこういう事が度々あるので嬉しくな る。声をかけてくれたオジサンには感謝です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■コンディション ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 天候;快晴 0930 視程;20km、気温;16℃、風速; 4kt(2.1m/s)、風向;030(北北東) 1200 視程;25km、気温;19℃、風速;17kt(8.7m/s)、風向;350(北) 1600 視程;25km、気温;17℃、風速;17kt(8.7m/s)、風向;350(北) 使用滑走路;0915〜1615 RW01R/L ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■収穫 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エアーニッポンネットワーク DHC-8-300 「こすもす」 北海道エアシステム Saab-340B 新塗装(HAノC) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■その他の主な飛来機 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 全日空 B737-700 全日空 B747-400D ピカチュウジャンボ 全日空 B747-400D お花ジャンボ アイベックスエアラインズ CRJ-200 機首部分に木村佳乃のポートレート ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■撮影ポイント情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○展望デッキ 解放時間;09:00〜17:00、入場料;無料、屋根なし、柵はあるけど撮影には 影響なし。光線状態は午前逆光、午後順光 前回訪問時(2001年)には有ったゲームコーナーと売店が消滅した。 ○RW01エンドの雑木林 RW01へ向かう誘導路が手が届きそうな程近い。光線状態は午前逆光、午後順 光新千歳空港のターミナルからは徒歩約45分 公道からの入り口には仮設のガードレールと仮設の車止め用盛り土(高さ約 50cm)があるので車輌での進入は不可能。また公道は一車線なので路上駐車 も不可能な状況にある為、ターミナルからは徒歩が便利。脚に自信がない人 はタクシー利用をお薦めしたいが、行かないのが一番無難。 また、冬季は遭難または凍死の可能性もあるので私は絶対に行かない。 ご参考までに、本日このポイントにて飛行機の写真を撮っている仲間には一 切出会わなかった。秘境か? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■出撃後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 羽田から新千歳へ向かう飛行機での座席番号は25A この座席は万が一、非常事態が発生したならば非常扉をパカッと開けて避難誘 導のお手伝いをする栄誉ある座席である。 パカッと開けるのは完全手動で重さ27kgの扉を手前に引き出し、角度を変えて 外側に投げ捨てる。 因みに鍵は付いていないので、悪戯は常時出来てしまうが後先のことを冷静に 考えれば悪ふざけは止めておくのが賢明であろう。 ところで、「テロリストが上空を飛行中にこの扉を開けてしまったらどうなる のだろうか?」とも心配になるが、怪力自慢のテロリストでも飛行中に非常扉 を開けることなど出来ない。 飛行中は外気と機内とでは気圧差があるので、扉を手前に引っ張ることは不可 能となる。 地上気圧;1,000hPa、地上気温;30℃の場合、上空1,000mの気圧は約900hPa この時の機内圧力は厳密には1,000hPaよりは若干低くなっているが、実測値が 判らないので取り敢えず1,000hPaとしてしまおう。 って事は気圧差は100hPaなので約0.1kg/cm2の力で扉は押しつけられている。 扉の大きさは約50cm×約100cmなので面積は5,000cm2 つまり上空1,000mで扉を開けるには500kgf必要となる。まあ、常人では無理 でしょうね。 因みに巡航高度(約10,000m付近)では扉を開けるには約4トンの力が必要と なるので、並のフォークリフトを以てしても歯が立たない。 空気の圧力って恐ろしいほど強力だ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■エアポート雑記帳 ; エッチ虫 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ RW01エンド付近の原生林は絶好の撮影ポイントである。 雑木林と言うよりも原生林に近いが、健脚自慢なら遠征組の撮影隊の皆さんに も是非一度足を運んで欲しい。 が、このポイントにはエッチ虫が・・・ 前回このポイントへ足を運んだのは5年前の同時期 撮影を終え宿舎と戻り入浴を完了すると、見慣れている筈の”自分自身”の根 本付近の茂みに「ホクロ発見!」 「こんなの前から有ったっケ!?」 怪訝に思い”ホクロ”を触診してみると正体はホクロではなくエッチ虫 死んではいたが、明らかに虫であった。 その日のポイント付近には大量の物体が浮遊しており、タマタマ捕まえたのが その”エッチ虫”であった。 茂みに噛みついて死んでいるエッチ虫の姿は2〜3ミリくらいのダニそのもの。 かなりの衝撃を受けたので、当時の光景は鮮明に覚えている。 そして、本日 風が強かったので、エッチ虫は正しく虫螻のごとく吹き飛ばされたのか見あた らなかった。 安心して獣道すらない低層笹を掻き分けポイントへ 気分良く撮影していたのだが、突然激痛が走った。 これまで経験した事もない痛みである。 例えれば、亀さんの部分を輪ゴムで強力に締め付けたような痛みである。 「ア痛タタッタ」 局部を弄くってみたところ、亀の辺りに突起物が! 「エッチ虫だな!」 即 ピィ〜ンと来た。 幸いにも周りには人影はなかったので、生まれたままの姿となり(下半身だけ だよ)局部を視認 最も刺激に敏感な場所にエッチ虫が噛みついている! 取ろうとすればするほど、エッチ虫は思いっきり噛みつき激痛が走った。 このまま、「皮膚の中に潜り込まれてしまうかも!?」 かなり動揺しながら、エッチ虫を爪で挟んで引き剥がすと局部から出血 勘弁してくださいよ〜(涙) 絶好の撮影ポイントではあるが、エッチ虫は困ったものです。 対処法 根拠はありませんが、エッチ虫はたぶん地面付近に生息していて足を登って局 部に到達しているようなので、長ズボンの裾を靴下の中に入れて進入路を経つ。 次回からは、この方法を試してみます。 ところで・・・ エッチ虫に噛まれたことで感染症とかは大丈夫なのかな? まあ、5年前にも噛まれているけど、特に何も症状はないので心配するのは止 めておこう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■出撃経費 ; 19,837円 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ JR東日本(150円)、JR北海道(340円)、バス(190円)、モノレール(470円) 午後の紅茶ミルクティー(150円)、天然ミネラル麦茶(150円)、コインロッ カー(300円)、発泡酒(633円)、焼きほたて貝ひも(105円)、夕食(ウニ・ イクラ・カニ丼;1,890円)、飛行機代(10,000円)、宿泊代(5,460円)、臨 時収入(1円) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ホームページ更新 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ シンガポール航空 B747-400 スターアライアンス http://airport.world.coocan.jp/g_inspiron_040.html 真っ白ジャンボ HS-UTM http://airport.world.coocan.jp/g_xps_230.html バックナンバー(#0301〜#0400)へ とても古いバックナンバーへ トップへ 最新のバックナンバーへ メールマガジン無料登録へ |