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■行程
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0650；新田原基地着　　1545；機材撤収

　　0450　　　　起床
　　0550　　　　出撃
　　0614　　　　JR宮崎駅出発
　　0650　　　　航空自衛隊 新田原基地 到着
　　0650〜1545　航空祭見学
　　1545〜1720　移動（臨時バスで宮崎空港へ移動）
　　1720　　　　宮崎空港着
　　　　　　　　　　搭乗機　SNA122便 1940宮崎空港→2110羽田空港
　　　　　　　　　　B737-400　JA737A　座席番号22A
　　2014　　　　プッシュバック
　　2019　　　　タキシング開始
　　2024　　　　宮崎空港RW27を離陸
　　2127　　　　羽田空港RW34Lに着陸
　　2310　　　　帰着

※機上から夜景を楽しもうと思い窓席を確保したが、離陸と同時に熟睡してし
　まい、羽田空港へのランディングの衝撃で目が覚めた。夜景見学を楽しみに
　していたのにとても残念だが、やっぱ疲れているのかな？


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■コンディション
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天候；雲ひとつない100％快晴、気温；15℃、風速；10m/s、風向；西よりの風
使用滑走路；0650〜1545　RW28
　　※風向風速および気温は気象庁のアメダスを基に構成


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■新田原基地航空祭 プログラム
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○各種飛行展示
0830-0840　オープニングフライト（F-4×1、T-4×1、F-15×2）
0845-0910　機動飛行（F-15×2）
0915-0945　対地攻撃（F-1×2、F-4×2）
0950-1015　救難展示（UH-60J×1、U-125A×1）
1020-1105　機動飛行（F-4×3、F-15×2）
1140-1145　祝賀飛行（T-4×5、F-15×5、F-15×5、F-4×5）
1300-1330　空挺降下　強風のため中止
1340-1450　ブルーインパルス（T-4×6）

※ブルーインパルスは凄い強風の中 第一区分を実施した。立っているだけでも
　フラ付くような風の中で演技をこなしてしまう事には驚くばかりである。た
　だ、スタークロスとかサクラのように大空に絵を描く演目はスモークが流さ
　れてしまっていたがこれは仕方があるまい。ブルーインパルスには青空と程
　よい風がお似合いです。（無風時のスモークは流されないので靄ってしまい、
　見難くなってしまいます。）


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■地上展示機材
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○航空自衛隊
F-1　　00-8235　航空自衛隊 創立50周年記念塗装
F-2B 　43-8129
F-4　　97-8422
　　 　87-8408（格納庫内展示）
　　 　47-8334（コックピット開放）
F-15J　92-8906
　　 　72-8895（記念撮影用）
　　 　42-8834（格納庫内展示）
　　 　52-8851（コックピット開放）
F-15DJ 32-8058（作動展示）
T-1　　25-5855　航空自衛隊 創立50周年記念塗装
T-4　　36-5810　航空自衛隊 創立50周年記念塗装
　　　 06-5630（コックピット開放）
T-4 ブルーインパルス　#1　　　66-5745
　　　　　　　　　　　#2　　　46-5731
　　　　　　　　　　　#3　　　46-5729
　　　　　　　　　　　#4　　　46-5728
　　　　　　　　　　　#5　　　26-5804
　　　　　　　　　　　#6　　　26-5805
　　　　　　　　　　　予備機　46-5725
T-7　　46-5918
T-400　51-5057　航空自衛隊 創立50周年記念塗装
C-1　　58-1012　航空自衛隊 創立50周年記念塗装
CH-47J 07-4478
E-2C 　34-3460　航空自衛隊 創立50周年記念塗装
U-125　49-3043　航空自衛隊 創立50周年記念塗装
U-125A 52-3003
U-4　　85-3253
UH-60J 48-4579　コンバットレスキュー迷彩
RF-4E　47-6901　航空自衛隊 創立50周年記念塗装
YS-11　02-1158　航空自衛隊 創立50周年記念塗装

○海上自衛隊
SH-60J　211-8263
P-3C　　7-5009

○アメリカ海兵隊
F/A-18　#10
　　　　#12 164866


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■装備品展示
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81式短距離地対空誘導弾　レーダー 46-7726　新基 5空- 1
　　　　　　　　　　　　　 　　　46-7828　新基 5空-11
　　　　　　　　　　　　発射機　 46-7829　　　 5空-12
VADS　47-1357（#1041）、47-1263（#1070）
携帯式SAMスティンガー
人命救助システム
航空自衛隊の各種制服


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■保存展示機
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T-6G　 72-0169
F-86F　92-7916
F-86D　04-8187
F-104J 36-8535
T-33A　91-5410


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■外来機帰投記録
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1454　C-1　　　　入間基地へ　帰投
1455　SH-60J　 　鹿屋基地へ　帰投
1458　U-4　 　 　入間基地へ　帰投
1505　YS-11　　　美保基地へ　帰投
1510　T-400 　　 美保基地へ　帰投
1514　T-7　 　 　防府北基地へ帰投
1521　P-3C　　　 鹿屋基地へ　帰投
1528　F/A-18×2　岩国基地へ　帰投
1532　F-1、F-2 　築城基地へ　帰投

※素早い帰投が印象的であった。ブルーインパルスの演技中に帰投準備を進め、
　演技終了には続々と離陸していった。

※帰投時にローパスをサービスしてくれる機が続出した。最近の航空祭ではあ
　まり見られない光景なので嬉しい限りである。そして、海上自衛隊のSH-60J
　は帰投時にメイン会場上空を飛行してしまい、この後にローパスを管制塔に
　申請すると「会場上空でのローパスはしないでください」って注意されてい
　た。やっぱ、ヘリコプターが観客の上を飛ぶのは不味かったんでしょうね。
　（個人的には迫力満点で感慨無量だった。）


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■航空自衛隊 新田原基地
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主な配備部隊　；第5航空団、西施隊第2作業隊、飛行教導隊、新田原救難隊
　　　　　　　　新田原管制隊、新田原気象隊、飛行教育飛行隊
　　　　　　　　新田原地方警務隊、新田原地方情報保全隊
　　　　　　　　宮崎地連新田原分駐所
所在地　　　　；宮崎県児湯郡新富町大字新田19581
アクセス　　　；JR日豊本線 日向新富から徒歩75分またはタクシー
　　　　　　　　JR日豊本線 高鍋から臨時バスで450円


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■出撃後記
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"陸の孤島"という代名詞を用いられることもある新田原基地であるが、百里基
地や鹿屋基地に比べれば、ど〜って事もないのだが一番効率的に行動する方法
は何れなんだろう？

朝、JR宮崎駅に行ってみると沢山の同業者たちがホームに溢れていた。この人
たちの殆どは0609発の特急「にちりん」で宮崎駅を出発した。「にちりん」は
日向新富駅には停車しないので高鍋駅から臨時バスを利用するルートを選択し
たようだ。

私は0614発の各駅停車で日向新富駅を目指し、ここから相乗りタクシーで新田
原基地に向かった。

この他にも宮交バスセンター（南宮崎駅前）からの臨時バスもあるが、基地周
辺の交通渋滞を加味すれば、宮交バスセンターから臨時バスを利用するのは怖
い。始発バスは0530発→0631着となっているが渋滞で何時に着くのか不安であ
る。

ってことは、やっぱり日向新富から相乗りタクシー or 徒歩（約75分）で新田
原を目指すのが賢明なのかもしれない。なお、タクシーは裏道（林道）を走っ
てくれるので渋滞に填まることはなかった。ただし、南門方面へは如何なる裏
道を使っても近寄ることは出来ないとの事なので、とにかく正門を目指そう。

前準備なしでの新田原遠征であったが、7時前には正門を通過できたので大成功
の行動であったと思う。

新田原基地に出撃された皆さんはどのようなルートは選択しました？


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■エアポート雑記帳　；　人生設計修正
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今年は自衛隊創立50周年の節目ということで記念塗装が大挙出現したので、全
国の航空自衛隊を可能な限り巡った。

三沢、松島、小松、入間、百里、静浜、浜松、岐阜、奈良、築城、新田原・・・
もはや財布は空っぽだし体力的にも限界に近い。

それでも、50年に一回のAnniversaryに参加できて満足一杯で今年の遠征を締
めくくる事になった。（次週の那覇基地祭へは遠征しません。）
成果として8割程度の50周年記念塗装機を撮影できたし、色々な地を訪ね歩く
のも楽しかったな。

さて、来年は今年のように沢山の基地を訪れることはないと思いますが、3〜4
箇所くらいは巡りたいと思っている。
そして、これをライフワークとして生きてゆく事になるのだろう。

そもそも、私の人生設計では76歳で天寿を全うするなっていた。（自分で勝手
に決めている。）ただいま人生半ば

でも、気が変わり、航空自衛隊創立100周年まで行きぬく事に人生設計を修正
した。
そして、単に生きているだけではなく航空祭にも行く！

50年後には90歳近く、しかも男なのでこの年齢で航空祭に行かれる健康を保つ
のは並大抵な努力ではないし、幸運にも恵まれなくてはいけないだろう。
それでも、90歳になっても航空祭に行かれることを目標に人生設計を修正した。

とにかく、航空自衛隊創立100周年まで生き抜いて、100周年記念塗装を撮影し
てやるゾッ！


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■出撃経費　；　17,681円
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電車（360円）、バス（新田原基地→宮崎空港；1,220円）
タクシー（JR日向新富→新田原基地；500円）、タクシー（最寄り駅→自宅；1,140円）
スカイネットアジア航空（9,800円）、モノレール＆山手線内割引きっぷ（500円）
夕食（すし御膳；1,890円）、焼酎（くろうまうまくち×2；766円）
つまみ（日向灘男くん焼きいわし；100円）、つまみ（おび天；210円）
臨時収入（5円）、土産（新田原基地航空祭記念スタンプセット×3；1,200円）

※日向新富から新田原基地へ向かうタクシーは出血大サービス運賃で乗せてく
　れた。実は運転手さんが"実車"ボタンを押し忘れて暫く運転していたので
　1/3くらいは無賃で乗せてくれた。途中で気がついた運転手はブツブツ良いな
　がらメーターを倒していたが後の祭り。1,200円で新田原基地に着いてしまっ
　たが、本当の料金は2,000円チョイトだと思う。3人で相乗りすれば700円程
　度なので臨時バスを使うよりも効率的だと思います。


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■後日 加筆
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前号にて「宮崎空港で収穫を求めてはいけない。」なんて書きましたがこれは
大間違いでした。

実は帰りの飛行機の窓からは宮崎空港に駐機するガルフストリームが見えたの
ですが、この時は「宮崎空港にもビジネスジェットが飛んでくることがあるん
だ〜」くらいにしか感じなかったんですが、実はこの機体はタンザニアの要人
特別機だったんです。

宮崎空港に到着したのは1720だったので、九州ではまだ陽がある時間だし駐機
していた場所は送迎デッキの目の前だったので撮影条件は充分に整っていた。
呑気な気分で"すし御膳"に舌鼓を打っている場合じゃなかったのだ。逃した
獲物はデカ過ぎるぜ。。。

なお、タンザニアの要人が宮崎に立ち寄ることは、2004.12.02発表の外務省HP
にも出ていたので、遠征前に事前調査をしっかり行ってさえいればGETできた
筈である。怠慢な自分を呪うしかない。