スポッターズ的ひこうき写真館 メールマガジン
エアポート出撃ダイアリー #0136 2004.01.10 陸上自衛隊 習志野演習場(初降下訓練) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■行程 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 0810;習志野演習場着 1250;機材撤収 0430 起床 0550 出撃 0810 陸上自衛隊習志野演習場着(開門は0830) 0830〜1250 平成16年 初降下訓練 1515 帰着 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■コンディション ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 天候;快晴、風速;微風 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■平成16年 第1空挺団 初降下訓練 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 毎年1月第2週の週末に行われている新年恒例のイベント 多数の航空機と車輌をまとめて見学できるが 演習場が広いので写真を撮るにはあまり条件は良くない。 参加した航空機、車輌は以下の通りであった。 陸上自衛隊;航空機 OH-6D×2機、OH-1×1機、AH-1S×4機、UH-1×3機 CH-47J×8機、LR-1×1機、LR-2×1機 陸上自衛隊;車輌 74式戦車、82式指揮通信車、73式小型トラック 偵察用オートバイ、高機動車、軽装甲機動車 など 航空自衛隊 C-1×4機 参加隊員 約400名 ※軽装甲機動車の姿が目に付いた。 この車輌は初降下訓練には初参加だと思うのだが 15〜20台も集結していたのが印象的であった。 なお、この軽装甲機動車はイラク支援へ参加する車輌らしい。 http://homepage2.nifty.com/yoyotoru/jgsdfcy10.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■撮影ポイント情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 我々一般人が入場できる見学ポイントは1箇所しかないのだが 撮影できるアングルは陣取る位置によってかなり異なります。 通常は「来賓者席」付近がベストポイントとなる場合が多いが 初降下訓練に限っては、この法則は当てはまらず あまり「来賓者席」に近づくのはお勧めできません。 迫力あるヘリコプターの姿を撮影したい場合は お好みにもよりますが、演習場に向かって左側がベターです。 そして、ヘリコプター群の離着陸シーンを狙いたい場合は 運動場付近のヘリコプター駐機場周辺で狙ってみるのも面白いと思います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■見所 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 普通人の感覚からすると、とて〜も広い習志野演習場ですが 本格的な演習をするには狭すぎるらしい。 従って、初降下訓練では空挺作戦の縮小版しか味わえない。 まあ、これはこれでかなり楽しいのですが 今回の"見所"は少々視点を変えてみることにしよう。 一般人観客席の目の前には雑草で迷彩した部分がある。 演習が始まるとこの迷彩した部分から 軍用車輌が飛び出してくる仕掛けになっているのだが・・・ この雑草迷彩は一般人が入場する時間以前にセットされていて その後には隊員の出入りはない。 実は、この部分が見所のひとつであることを覚えていて欲しいのだ。 ポイントは、雑草の中に隊員が隠れているか否かという部分に注目! 即ち、演習後に隊員が出てきた時には 3時間近く野原の雑草の中に隠れていたことになるのです。 隊員が出てきた年は当たり年! 軍用車輌だけが出てきた年はハズレ年と思っていいでしょう。 こういう判定基準で考えると今年はハズレ年であったようである。 (隊員は隠れていなかった。) 空挺隊員といえども、3時間も草むらの中に隠れているのは辛いのかな? 草むら迷彩と飛び出てきた軍用車輌の画像は ↓ にUPしました。 http://res9.7777.net/bbs/yoyotoru/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■習志野演習場アクセス ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 所在地は陸上自衛隊習志野駐屯地の隣 新京成電鉄薬園台駅から路線バスで約5分「北習志野団地入口」 JR総武線津田沼駅北口から路線バスで約10分「北習志野団地入口」下車220円 習志野駐屯地用バスの時刻表は ↓ http://homepage2.nifty.com/yoyotoru/busjgsdfnarashino.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■出撃後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 人間の環境への順応性って素晴らしい! 初めて初降下訓練を見に行った時には寒くて寒くて・・・ 「二度と来ないぞ!」とか「こんなの見に来る奴はバカだな」って思っていた。 が、初降下訓練に出向いたのも今年で3回目(もしかして本物のバカなのか?) とうとう、寒さを感じない体に進化したらしい。 今日はゼンゼン寒くなかったのだ。 防寒対策を万全にしていたからなのか? 地球規模での温暖化が進行してきているのか? 理由は定かではないが、とにかく真冬の自衛隊演習を 心地よく見学できるようになったのが嬉しくてたまらない。 寒さを克服でき、今年1年頑張れるような気がすると共に 少々気が早いようだが、「また来年も空挺団を見に来よう!」と誓ったのである。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■エアポート雑記帳 ; 派遣命令 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「イラク人道復興支援特別措置法」に基づき自衛隊に派遣命令が出された。 これはつい先ほどの話である。 発足以来50年 とうとう自衛隊が戦地に派遣されることになったのである。 こういう話題って、いろいろな意見の方がいると思うので あまり触れたくない話題なのですが、私は自衛隊のイラク派遣には反対です。 自衛隊の使命は「専守防衛」のハズ。 降りかかってくる武力の脅威を排除してくれるのが役目だと思っている。 某国が脅威を与えてきた場合には 命をはって戦ってくれるものだと信じているが 戦争状態の続いているイラクに行くのはチョット違うのでは? PKOでの派遣ならともかく 現状のイラクに自衛隊が行くことは「専守防衛」なのか? 今回の行動は「遊撃的防衛」のように思えてならない。 実戦経験豊富なアメリカ軍でさえ苦戦しているのに 何のノウハウもない自衛隊は身の安全を守れるのか? でも、流れ的に陸上自衛隊本隊の派遣は免れそうにない。 個人的には平和ボケの自衛隊が好きだったのですけれども 派遣が決定してしまったからには とにかく全員無事に帰ってきて欲しいと思っています。 それと、今後は各地で「自衛隊派遣反対」のデモや集会が予想されますが こういう行為もあまり好きではないのです。 命令とは言え、命をかけてイラクに派遣される隊員の気持ちも考えて欲しいなって思います。 何だか、考えがキチンと纏まっていない状態で書いてしまったので 文章としておかしな部分があると思うのですがご容赦願います。 なお、本日は演習終了後に防衛庁長官の石破茂が訓辞を行っていた。 この模様は → http://www.himekuri.net/d48/yoyotoru/index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■出撃経費 ; 1,540円 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 電車(420円)、バス(820円)、昼食(月見うどん;300円) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ホームページ更新 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ロシア要人特別機 IL62 RA-86468 http://homepage2.nifty.com/yoyotoru/russiadz8.html バックナンバー(#0101〜#0200)へ とても古いバックナンバーへ トップへ 最新のバックナンバーへ メールマガジン無料登録へ |