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懸垂式モノレール

日本車輛豊川製作所
愛知県 豊川市 穂ノ原
北緯34度49分45秒 東経137度22分16秒
2016年
2022年

昭和32年に登場した、我が国初めてのモノレールカーである。

上野動物園の東園駅と西園駅を結ぶ延長300mの超ミニ路線であるが、東京都交通局に属し、法律上の取り扱いは立派な鉄道である。(軌道の一部が公道を横切るため)

車体はガラス繊維入り強化ポリエステル樹脂の骨組みとアルミニウム合金の外板による軽量構造となっている。

また、ゴムタイヤを走行用に使った鉄道車両として、我が国初の車両である。

上野動物園のモノレールカーはこの初代H形の後、FRP製の2代目、アルミニウム合金製の3代目と4代目に至るまで全て日本車両の製品である。


主要諸元
製造年 1957年
形式 H形
最大寸法 長さ 9,828mm×2
1,685mm
屋根高さ 2,256mm
定員 31人×2
自重 6トン×2
台車 二軸二輪ゴムタイヤ式
電気方式 直流600V
主電動機 直流直巻式30kw×4


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