明治の客車 チブ37 |
展示されている車両は九州鉄道が設計した客車で、全部で47両製作されたもののうち37両目の車両である。 国の鉄道(当時は鉄道院)の車両番号チブ37として明治42年に誕生したこの客車は、約20年間活躍した後、昭和4年に耶馬渓鉄道(大分交通耶馬渓線)ぬ譲渡された。 昭和46年まで同線で活躍した。 その後、中津市の「汽車ポッポレストラン」で保存されていたが、九州鉄道記念館の建設にあたり寄贈された。 生まれ故郷である小倉工場で開館に合わせて約95年ぶりに往時の姿に復元された。 |
主要諸元 |
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全長 | 8,631mm |
高さ | 3,581mm |
幅 | 2,659mm |
重量 | 7.41t |