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海上自衛隊 潜水艦救難母艦 ちよだ型

「ちよだ」
1983.01.19 起工
1983.12.07 進水
1985.03.27 就役

AS405

救難艦としての主任務に加えて、洋上における潜水艦補給基地としての機能を併せ持っている。
後部甲板はヘリコプターの発着が可能となっている。

深海救難艇(DSRV=Deep Submergence Rescue Vehide)を搭載し、海中の事故潜水艦乗員の救助に当たる。

深海救難艇は、自艇のソナーを使って海底での救難に当たることができるシステムを有している。

深海救難艇は、艦中央部に装備されているガントリークレーンにより、艦中央にある開口部から上げ下ろしされる。

このように最新の機材を整えているが、幸いなことに救難を必要とする潜水艦事故は海上自衛隊発足以来いまだ発生していない。

訓練により練度向上を図ることにより、潜水艦乗員の安心感を高め士気の向上に寄与している。

なお、ASとはSubmarine Tenderの略号で、元来は潜水艦母艦を意味する。


主要諸元


母艦

深海救難艇(DSRV)
基準排水量 3,650t 40t
満載排水量 4,450t
全長 113.0m 12.4m
全幅 17.6m 3.2m
深さ 8.5m 4.3m
喫水 4.6m
速力 17kt 4kt(水中)
乗員 120名 2名
主要兵装 深海救難艇
深海潜水装置一式
自動艦位保持装置

救出可能人員
1回に12名


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JMSDF Japan Maritime Self Defense Force AS405 Submarine Tender