い1 |
主要緒元 |
||
形式 | い1 客車 (一等車) |
|
製造年 | 1892年(明治25年) | |
製造所 | 北海道炭礦鉄道手宮工場 | |
定員 | 夏 | 25人 |
冬 | 23人 | |
自重 | 8.0t |
1892年(明治25年)、アメリカから輸入した客車をモデルにして初めて北海道で造られた一等車である。 台車はアメリカのハーラン アンド ホリングスウォース社より輸入して、北海道炭礦鉄道手宮工場で製作し、当初は貴賓車としても使用された。 形式番号「い1号」は鉄道の国有化以後「フコイ5130号」更に「フコロ5670号」と変わり、1928年(昭和3年)定山渓鉄道に譲渡されると「コロ1号」と呼ばれていた。 その後、1963年(昭和38年)定山渓鉄道から寄贈を受けた国鉄の苗穂工場で復元修理を行ない「い1号」が復活した。 |