スポッターズ的ひこうき写真館                                            蒸気機関車


機関車 C55 15 動輪

さつき会館
東京都 品川区 西五反田 3-2-13
北緯35度37分47秒 東経139度43分02秒
2015年
2021年

痛恨の建て替え工事中。
工期は2015年5月初〜2017年6月末。
ホンの少しだけ手遅れだったのが悔やまれる。
建て替え工事が完了したら再度訪問したいと思っているが、肝心の動輪は復活するのであろうか!? (2015年6月7日 記)

C55 15は、昭和10年10月28日、川崎車両株式会社において製造された。

当時は国鉄自慢の花形機関車で、最初は仙台機関区に旅客列車用として配置され、昭和13年11月23日より東北本線・常磐線の平〜盛岡の急行列車を牽引した。

続いて、青森機関区および会津若松機関区に配置されるなど、長機関に渡り東北・奥羽・磐越西線の旅客列車を牽引した。

その後、昭和25年12月6日に九州の門司機関区に配置替えとなり、鳥栖・大分・早岐・若松機関区に配属され、旅客列車を専門に鹿児島本線をはじめ長崎・佐世保・日豊・大村・筑豊の各線で活躍した。

最終列車は昭和43年10月6日の筑豊線飯塚駅15時34分発-若松駅16時57分着の736列車で、昭和45年1月15日に国鉄鹿児島工場で解体された。

初運転から廃車に至るまの約33年間での総走行距離は2,975,268kmであった。

展示されている動輪は、労働者の団結と連帯の強化を願い末永く保存されることになった。


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