スポッターズ的ひこうき写真館                                            蒸気機関車


機関車 D51 89

のんほいパーク

愛知県 豊橋市 大岩町

北緯34度43分12秒 東経137度25分44秒
2014年


D51型蒸気機関車は昭和11年から昭和20年まで、実に10年間に渡り1,115両が製造された型式である。

この製造数はD51型がいかに優秀な機関車であったかと言う証拠でもある。

初期のものは煙突から蒸気ドームまでカバーで覆われた半流線型で「なめくじ」と呼ばれていたが旧国鉄工場製第1号のD51 86号からは標準型になった。

この型式は近代型蒸気機関車の特徴の一つであるボックス型車輪を初めて採用し、また従来のD50型よりやや小型なものにもかかわらず、ボイラー圧力を上げることによって一段と性能アップすることに成功している。

しかし、現在ではディーゼル機関等の動力の近代化にともない、高性能を誇ったD51も他の蒸気機関車と同様に姿を消している。


主要緒元
製造 昭和13年3月26日
配属機関区と運転区 稲沢−浜松−静岡(東海道本線)
金沢−富山−金沢(北陸本線)
走行距離 2,265,027km
(地球を約57周)
満車重量 125.77トン
空車重量 89.47トン
最大寸法 長さ 19,370mm
2,936mm
高さ 3,980mm
動輪直径 1,400mm
使用蒸気圧 15.0kg/cm2
最大馬力 1,280PS


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