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東尋坊

東尋坊 2014年





2022年

東尋坊

○地形
東尋坊付近は、今から約50万年前頃に隆起し、標高80.8mの陣ヶ岡を中心に、台地性丘陵地としてできたものである。
これらの台地性丘陵地は、米ヶ脇塁層とよばれる礫岩、凝灰岩、泥岩、砂岩からなる堆積岩層と、その間に介在する東尋坊、雄島、越前松島などにみられる硬い各種の安山岩からできている。
硬い安山岩からなる海岸線は侵食され難いのに対して、堆積岩層は軟らかく侵食が激しいため、東尋坊、雄島、越前松島が現在のように海に突出し、みごとな海蝕断崖を形成している。

○東尋坊のいわれ
むかし勝山の平泉寺の僧坊に東尋坊という弾力無双の悪僧がいた。
一山の僧徒は、東尋坊を日頃から非常に憎んでいたため、ある日三国海岸見物にことよせて東尋坊を誘い出し、、したたか酒を飲ませ、この深海に突き落として殺してしまったところ、その恨みによって色々な怪異が起きたので、その名が生まれたものと言い伝えられている。


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