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アメリカ空軍　E-8C　ジョイントスターズ

E-8C

95-0285

E-3が空域警戒と管制を行う機体であるのと比較し　Ｅ-8は、地上の動きをなめるように観測する地上面警戒と監視を目的として専用に作られた機体である。

この機体は、開発された直後に勃発した湾岸戦争に間に合ったことから一躍有名になった。

B707の中古機を改装したＥ-8Aは、早速サウジアラビアに派遣された。

地上を移動中の車両が、トラックなのか、戦車なのか、自走砲なのかまで大方掌握できる能力を有しており、イラク地上軍の動きを刻一刻と捉えて地上軍へ報告し、地上戦突入以降も活躍をした。

ジョイントとは、陸軍との研究開発で生まれた成果であることを強調したネーミングであり、胴体の下に付けられた巨大な合成開口レーダーは、かつて陸軍が使ったモホーク観測機の拡大版のようなものである。