事件事故 2018　陸上自衛隊 AH-64Dが民家に墜落

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陸上自衛隊 AH-64Dが民家に墜落

２０１８年２月５日午後４時４５分ごろ、佐賀県神埼市千代田町嘉納で陸上自衛隊の戦闘ヘリコプターAH-64Dが民家に墜落、炎上した。

２階建ての民家と小屋が全焼し、住人の小５女子児童が右膝を打ち、病院に搬送されたが軽傷、両親と兄は外出していて無事だった。

乗員の２名は死亡した。

当該機は陸自目達原駐屯地（同県吉野ケ里町）で、飛行５０時間ごとの定期整備後の点検飛行中だった。

この事故は、操縦士の操縦及び整備員の整備に起因するものではなく、飛行中にメインローターヘッドの主要構成品である「ストラップバック」とメインローターブレードを接続する「アウトボードボルト」が破断、その影響を受けてストラップバックを構成する薄い鋼板の間に隙間が生じ、各ラミナに不均等に力がかかったことから、遠心力に耐えられなくなったラミナが破断し、メインローターブレードが機体から分離し揚力を失い墜落したものである。