スポッターズ的ひこうき写真館                                                鉄道


名古屋鉄道 デキ202

瀬戸市民公園
愛知県 瀬戸市 上本町1番地
北緯35度14分19秒 東経137度05分07秒

展示されている車両は、瀬戸線専属の電気機関車である。

旅客輸送とともに、陶器や石炭、砂利その他の生活物資を運ぶ「せとでん」の主役として活躍した。

当時は、電気機関車の国産化が始まったばかりで、技術史的にも貴重な機関車である。

1日約800トンの貨物輸送をこなし、沿線産業の発展を支え、第二次世界大戦中の酷使にも耐えた。

輸送の最盛期であった昭和38年には、1日950トンもの貨物を運ぶため、「デキ201」とともに尾張瀬戸〜大曽根間を毎日7往復以上運行した。

51年間での走行距離は約150万キロで、昭和53年3月に廃車となった。


主要諸元
製造所 日本車輛製造
製造日 昭和2年5月
最大寸法 10,180mm
2,530mm
4015mm
自重 30.48トン
台車型式 日車固定枕式
モーター型式 MB-146A
制御方式 HL-MV-11-141
ブレーキ方式 AMF自動ブレーキ
最大牽引数 18両(10トン車換算)


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