スポッターズ的ひこうき写真館 蒸気機関車
機関車 C11 368
C11は代表的なタンク機関車で、昭和7年にC10の改良型として都市近郊や支線の旅客用に誕生したが、やがて貨物用や入替え用へと用途をひろげ、15年間で400輌近く製造された。
展示されている機材は昭和21年製で、第4次製造に含まれる車輌である。
標準型と異なり炭車上部が斜でなくなったり、サイドタンクやキャブ下側の線が変更されたりしている。
昭和47年まで石巻線(宮城県 石巻〜女川)で活躍し、廃車になるまでに約113万kmを走破した。
主要諸元 |
車軸配置 |
1C2 |
動輪直径 |
1,520mm |
最高速度 |
85km/h |
シリンダー(直径×行程) |
450×610mm |
使用圧力 |
15.0kgf/cm2 |
火格子面積 |
1.60m2 |
全伝熱面積 |
104.1m2 |
ボイラー水量 |
3.8m3 |
小煙管(直径×長さ×数) |
145mm×3,200mm×87本 |
機関車総重量(運転整備) |
68.06t |
機関車総重量(空車) |
52.50t |
最大軸量 |
13.13t |
炭積載量 |
3.0t |
水積載量 |
6.8m3 |
シリンダー引張力 |
9,840kg |
粘着引張力 |
9,848kg |
最大動輪周馬力 |
610ps |
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