10系軽量客車を墓本とした寝台車である。 車体の裾を絞り車幅を拡大し、居住性を高めた車内となり、3段式寝台で54のベッドがある。 昼間は座席車として使用するため、開放感を持たせるために仕切板を跳ね上げることができる。 昭和42年には冷房化改造により自重が増えたため、ナハネ11からオハネ12 29と名称が変更された。 特急、急行列車として活躍したが、晩年は普通列車の寝台車として紀勢、山陰本線で使用された。 |
主要緒元 |
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台車 | TR50A |
製造 | 昭和33年9月 |
製造所 | 日立製作所 |
廃車年月 | 昭和61年1月 |
全長 | 20.5m |
自重 | 33.3t |