大正10年に誕生した木造客車、ナハ24 644を昭和30年11月、鋼体化に改造してオハユニ61 107となった。 車内は半分が3等客室で、他は郵便室、荷物室と分けられている。 郵便室には車内で郵便物仕分けのため、郵便棚が設けられている。 木製の床や椅子、ニス塗りの室内と、当時をしのばせる車両である。 日本各地のローカル線で活躍していた。 |
主要緒元 |
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台車 | TR11 |
製造 | 大正10年 |
製造所 | 日本車輌 |
廃車年月 | 昭和62年2月 |
全長 | 20.0m |
自重 | 28.5t |