スポッターズ的ひこうき写真館                                            蒸気機関車


機関車 D51 231

東京都 台東区 上野公園 13-9

上野国立科学博物館

北緯35度42分57秒 東経139度46分34秒
2011年

2016年

現役当時は北海道で活躍し、デフの前側を切り詰めて係員が立つスペースを拡大し、フロント部に大きな手すりを追加した。

これらの改造は降雪時の安全性を高めるものである。


D51形蒸気機関車は、おもに貨物用として昭和11年より製造され、その優れた性能から日本国有鉄道でもっとも多く使用され、デゴイチの愛称で親しまれた。

展示されている231号車は昭和14年7月に日本国有鉄道長野工場で製作されてから、東海道本線、山陰本線ほかで活躍し、昭和50年12月15日に北海道追分機関区で休車するまでに約216万km(地球を約54周)を走行した。


主要諸元
車軸配置 1D1
最大長 19,730mm
最大巾 2,936mm
最大高 3,980mm
動輪直径 1,400mm
機関車重量(運転整備) 78.37トン
炭水車重量(運転整備) 47.40トン
シリンダー(直径×行程) 550mm×600mm
最大動輪周馬力 1,280馬力
最大運転速度 時速85km
大煙管 140mm×5,500mm×28本
小煙管 57mm×5,500mm×90本
小タンク容量 20m3
燃料積載量 8トン
製造年 1939年
廃車 1976年に追分機関区で廃車
製造工場 鉄道省長野工場


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