スポッターズ的ひこうき写真館                                                艦船


海上自衛隊 護衛艦 はるかぜ型

「はるかぜ」
1956.04.26 竣工
1976.03.27 特務艦(ASU-7002)に種別変更
1985.03.05 除籍

DD101
「ゆきかぜ」
1956.07.31 竣工
1976.03.27 特務艦(ASU-7003)に種別変更
1985.03.27 除籍

DD102

戦後10年の空白を経て、外航船団護衛を主任務とし、海上自衛隊の国産第1号DDとなった護衛艦である。

平甲板型を採用した基本的な船形性能については、日本海軍駆逐艦「白露」型とアメリカ海軍「Gearing;ギアリング」級駆逐艦が参考とされた。

兵装はアメリカ海軍制式の第2次大戦型の旧式兵器が主体となっていたが、船体の「縦肋骨構造」と「横肋骨構造」の組み合わせや上部構造へのアルミ合金使用など日本独自の工夫が見られる。

1958年(昭和33年)の特別改装工事によって、射撃装置の換装、味方識別装置、冷房装置、洋上給油装置が新設された。

爆雷兵装は撤去され、Mk.2短魚雷落射機を装備している。


主要諸元
基準排水量 1,700t
全長 109.0m
全幅 10.5m
深さ 6.4m
吃水 3.7m
出力 30,000PS
速力 30kt
乗員 240名
主要装備 127mm単装砲×3
40mm4連装機銃×2
ヘッジホッグ×2
爆雷投射機(K砲)×8
爆雷投下軌条×2


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